カット、カット。
カナリア 高い声で鳴く
私は 惚れ惚れしてる
小鳥のさえずりで目覚めたら
全て無かったことに
そんな毎日を続けるか
ただやり過ごすか どうしたらいいのか
私は知らないことのみでできている
知ろうとしてはいけなかったんだ
ただ、心が透けてしまうの
あなたの目を見たときに
私はそれが怖い 何も分からないのに
分かったような気になってしまう
花火を見た後の火花 導火線に火を点けて
爆発してしまうの いつもそう
点けるのはいつも隣の人 やめてやめて
私は何も話せない
被害者にも加害者にもならない
私の命は今ここにある10分
10分の命を繰り返していくの いずれ忘れられる
私の心を射止めた作品なのに 名前を知らないの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます