第13話 スター

ちっぽけな存在に思え

生きる意味も感じずにいた時、

僕はテレビの向こうの君に、くぎづけになった。


アイドルの君は、初々しさと必死さが交差していてまぶしかった。

バイト代は、君への投資だ。


君の三回目の誕生日コンサート。

テンションが上がり、思わず警備員に止められたっけ。

君しか見えない僕…。


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