第8講 移民政策は雇用と治安を脅かす。

第8講 移民政策は雇用と治安を脅かす。


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甲:移民政策は雇用と治安をおびやかす。実際、問題が発生している。


kou : imin-seisaku wa koyou to chian wo obiyakasu. jissai, mondai ga hassei shiteiru.



乙:安い賃金で働く外国人に、日本人は仕事を奪われている?


otsu : yasui chingin de hataraku gaikokujin ni,

nihonjin/nipponjin wa shigoto wo ubawareteiru?



甲:それだけじゃない。言葉が通じない外国人による犯罪も増えている。


kou : sore dake jyanai. kotoba ga tsuujinai gaikokujin niyoru hanzai mo fueteiru.



乙:外国人による、日本人の大量殺害事件もあったよね?


otsu : gaikokujin niyoru nihonjin/nipponjin no tairyou-satsugai-jiken mo attayone?



甲:しかも、日本人が犯人なら死刑になるような犯罪なのに、

その外国人は、祖国に死刑制度がないみたいで、死刑にならなかった。


kou : shikamo, nihonjin/nipponjin ga hannin nara shikei ni naruyouna hanzai nanoni,

sono gaikokujin wa, sokoku ni shikei-seido ga nai mitaide, shikei ni naranakatta.



乙:それでは、まるで治外法権みたいだね。不平等条約だよ。外国人は日本人を殺し放題じゃないか!


otsu : soredewa, marude chigaihouken mitai dane. fubyoudou-jyouyaku dayo.

gaikokujin wa nihonjin/nipponjin wo koroshi-houdai jyanaika!


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【解説】

 日本で、大量殺人事件は稀なので、確かに極端な例ではありますが、祖国に死刑制度がない外国人の場合、その国に忖度してしまった裁判官がいたのかも知れません。

 しかし、それを認めてしまうと、日本人との間に量刑の差が生じ、法の下の平等の理念に反することになってしまいます。

 双方の条件の両立を満たすことは不可能なので、この矛盾を解消し、正義を実現するためには、死刑制度を廃止するという、国際的な風潮に迎合するか、祖国に死刑制度がない外国人の入国は認めない、という手段を選ぶ他ありません。

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