07-18 救出作戦 (一)
十一月八日、日が変わって四時間ほど。
我が、クロスハウゼン旅団魔導連隊は出撃した。
真夜中、というか早朝で、しかも小雨付きという悪条件である。
幸いと言うか、街道、正確に言えば旧街道の石畳があり、迷う可能性は少ない。
ミッドストンからヘロンへの街道だが、元は、出発地点の村から山の南側を通り、メハン川とヘロン川の合流点近くでメハン川を渡り、ヘロンへと続いていた。
時代を経て、メハン川とヘロン川合流地点が広くなり、橋が流されてしまった。
このため、メハン川の上流の適地を選んで橋が架けなおされ、街道も敷設し直された。
ケイマン軍は新街道に沿って布陣している。
我が軍はそれを避けて旧街道沿いに進軍する。
新街道と旧街道の間には山があり、見通しは効かない。
ちなみに現地人は山と言っているが、標高差は十メートルちょっとしかなく、山と言うよりも丘である。
ただ、樹木もそれなりにあるので敵軍から身を隠すのには役に立つ。
敵の様子も分らんという話になるが。
オレは魔導連隊直属中隊を率いて、第一魔導大隊と一緒に行軍している。
直属中隊にはネディーアール殿下とセンフルール勢が同行しており、第一魔導大隊はジャニベグが隊長でシャールフ殿下が同行しており、更にバフラヴィーの旅団司令部兼第十一軍司令部もすぐ前なので、主要メンバーが近辺に屯している。
・・・妙にうるさい。
夜間行軍なのだが。
特に、テンションが高いのがネディーアールとシャールフの姉弟。
夜間行軍は静かにすべきと知っているはずだが、興奮が収まらないらしい。
シャールフ殿下はCatfish Swampでの戦いにも参加していたが、見ているだけだった。
今回は、魔導砲の火力要員として戦闘に参加することになっており、興奮が隠せない。
ネディーアール殿下の方も似たり寄ったりで、初の正規戦に興奮している。
分かってはいるが、言葉が出てしまうようだ。
センフルール勢もテンションが高い。
流石に常識があるというか、言葉はほとんど発さないのは助かる。
対して、バフラヴィーや、スタンバトア姉御たちは緊張でガチガチだ。
オレも人のことは言えない。
だって、オレ連隊長だよ!
部下の数、三千人以上だよ!
いきなりだよ!
こないだまで、中隊長だったんだよ!
バフラヴィーなんか、軍の総指揮官だから、四万人超の命を預かっている。
緊張しない方が無理だ。
まあ、できるだけ考えないようにはしているが。
非人道的にヒャッハーできればいいと思うんだけど、性格的に無理だ。
多少の部下の命は犠牲にしても勝利が必要で、勝利しなければもっと多くの部下が死ぬ。
それを肝に銘じて、敵を殺しまくるしかない。
近代的倫理観とか引きずってると不利だよね!
軍の歩みは予想以上にゆっくりだ。
最先鋒のミッドストン旅団はともかく、第二陣のモーラン旅団は舟橋を運搬しているから行軍が遅くなると予想されていた。
全て計算して早めに出陣したのだが、小雨で遅れているらしい。
更に、後方からはカゲサト旅団が出発時に揉めたとの話が伝わってくる。
宗教貴族出身の士官数名が夜間の実戦出撃に錯乱状態になったという。
クトゥルグの御老体でも抑えきれなかったらしい。
「やはり、こうなったか」
バフラヴィーは苦虫を噛み潰しながら言った。
「あの集団をここまで、部隊の形を保って引き連れてきただけでもあの御老体の指揮官としての腕は傑出している。
だが、直前でこれか」
苦労してここまで連れてきたのは良いが、部隊が集団で敵前逃亡したら他にも悪影響だ。
「やはり、カゲサト旅団は出撃陣地に残しておくべきだったか」
カゲサト旅団の取り扱いは作戦立案段階から揉めていた。
結局、戦力不足の第十一軍としては『無いよりはまし』との意見が多数派になり、こうなっている。
バフラヴィー自身も決めかねていた問題だ。
問題だが、今更どうにもできない。
幸い、一時間ほどでカゲサト旅団の混乱は収まったとの報告があった。
隊列は、第一陣にミッドストン旅団、続いてモーラン旅団、クロスハウゼン旅団。
クロスハウゼン旅団のすぐ後ろにレトコウ連隊。
ここまでが、前衛、ヘロン突進部隊である。
後衛、メハン川渡河点防衛部隊は、第四陣にタルフォート旅団、第五陣にカゲサト旅団、第六陣にクリアワイン旅団である。
最も戦力が低いとされるカゲサト旅団は最後尾、ではなく、そのひとつ前。
最後尾だと逃亡兵が多発すると懸念され、その後ろにクリアワイン旅団が付くことになった。
騎兵連隊は四個大隊が左右に分散して索敵と警戒に当たっている。
騎兵連隊は、連隊本部を欠き、第一騎兵大隊長が連隊長を兼任している。
元々、諸侯の騎兵部隊をまとめただけなので統一行動自体が難しい。
聞けば普段は自領内の巡回警備らしい。
騎兵というより騎馬警察官に近い。
戦闘に使える、どころか、偵察任務すら怪しい。
怪しいが他に任せられる部隊もいない。
一応、騎乗には慣れているのだ。
夜の街道を部隊は粛々と、ではなく、妙に騒がしく進む。
情報秘匿のためには沈黙で進むのが基本だが、新兵ばかりなので大目に見ている。
つーか、小隊長たちが鼓舞し続けないと士気が保てない感じ。
雨だから、そんなに声は広がらないと思うが。
作戦では、街道上を一列縦隊で、と言っていたが、これは勿論、部隊が一列で、という意味である。
個々の部隊は、十二列で隊を組んでいる。
街道だが、基本、幅は五メートル。
これだと、六列縦隊が限界だ。
だが、六列縦隊で街道を進むのは隊列が長くなりすぎる。
六〇〇〇人の一個旅団が六列縦隊で、前後幅一メートルで行軍すると隊列は単純計算でも一キロに達する。
現実には武具や物資もあるからそれ以上だ。
作戦では現地到着後、直ちに奇襲開始だが、隊列が長過ぎれば後続部隊との連携が難しいし奇襲もし難い。
そんなことで、バフラヴィーは十二列での行軍を命じた。
半分は街道外にはみ出るが、街道に沿っては行軍できるから、迷うことはない。
街道外を歩く兵士は少々大変だが、幸いこの地域は原野。
不整地だが比較的平らである。
行軍できないことはないだろう。
雨でぬかるんでいるのは想定外だが。
でも、頑張ってほしい。
十二列縦隊なら一個旅団の隊列は六〇〇メートル程度で何とかなる。
これでも、先頭のミッドストン旅団がメハン川に到達した時点で、最後衛のクリアワイン旅団がやっと行軍開始なのだから。
雨の中で夜間、月明かりもわずかで、見晴らしは利かない。
オレ自身は夜間でも結構遠くまで見えるのだが、流石に雨まで降ると視界は限られる。
一般兵士は、どうやら足元もおぼつかないらしい。
行軍はやたらと時間がかかる。
実を言えば、クロスハウゼン旅団の当初の出撃予定時間は午前三時だった。
ところが、ミッドストン旅団、モーラン旅団の進軍が遅れ、実際の出陣は午前四時近くになっていた。
行軍を開始してからも、歩みは遅い。
なんか知らんが、行軍はしばしば停止する。
行軍を開始して、三時間弱。
あたりがうっすらと明るくなる。
雨だから分かり辛いが、そろそろ夜明けの時間だ。
行軍距離は三キロちょっと。
一時間で一キロしか進んでいない計算だ。
雨とはいえ、流石に遅れ過ぎだろう。
予定では、日の出の一時間前には、ミッドストン旅団が攻撃位置に着き、そのすぐ後ろにモーラン旅団が待機。
夜明けと共に突撃である。
だが、先方からは未だ、攻撃開始地点に着いたとの報告はない。
バフラヴィーの顔にも焦りの色が濃い。
夜明けと共に攻勢を開始できないのならば、ヘロン救出作戦は事実上失敗である。
しかし、・・・攻撃が失敗する可能性は低くないとは思っていたが、まさか、攻撃すらできないとは思わなかったよ。
と、その時だった。
前線から伝令が到着した。
「申し上げます。
ミッドストン旅団が敵連隊を撃破。
メハン川の線を突破いたしました。
現在は敗走する敵を追って追撃中であります!」
ミッドストン旅団の連絡士官が得意気に報告する。
えーと、なに言ってんだ?
「意味が分からぬ。
ミッドストン旅団からは攻勢開始地点に到着した時点で報告するよう命じていたはずだ。
もう、攻撃を開始したというのか」
「は、敵に感づかれたと判断した伯爵閣下が、行軍隊形のまま突撃を命じられました。
これが見事に的中いたしました。
我が軍は川の浅瀬を突進し、蛮族邪教集団を鎧袖一触で撃破。
ミッドストン旅団は現在全軍でメハン川を渡河。
追撃戦の真最中であります!」
バフラヴィーの質問にミッドストン旅団の士官が得意気に返答する。
何が起こってるんだ?
情報の整理が追いつかない。
バフラヴィーやファラディーバーが問いただすが、ミッドストンの士官はろくに情報を持っていない。
ミッドストン旅団がメハン川の線を突破?
敵は連隊規模だったはず。
ミッドストン旅団は敵の二倍の兵員を持っているが、川向うの陣地で待ち構えている敵である。
報告によればそれを三〇分もしないうちに突破したという。
行軍隊形のままつっかけて、である。
意味が分からない。
つーか、おかしい。
まごついているところに、第二の伝令が到着する。
「モーラン旅団長よりの報告です。
ミッドストン旅団がメハン川を突破。
単独でヘロン方面に突出しています。
モーラン旅団は船橋の架設に入りますが、時間がかかります。
第三陣、クロスハウゼン旅団の早急な前進を要望します」
モーラン旅団の連絡士官は端的に報告する。
「ミッドストン旅団がメハン川を突破したのは確かなのだな」
「は、我が旅団の先鋒がメハン川に到達した時点で、ミッドストン旅団は大半が渡河を終了しておりました。
ミッドストン伯爵閣下も部隊の先頭で突進されているとのことで、直接の連絡はとれておりません」
モーラン旅団の連絡士官は当然、牙族だ。
ただ、この士官は、体格は良いがどうやら女性で、あまり毛深くないので顔の表情は分かる。
彼女はその顔を微妙に歪めて付け加えた。
「モーラン旅団長は、敵が異様に弱い、と。
モーラン旅団は船橋架橋のためミッドストン旅団に追随することは出来ません。
現状、不明なところが多すぎます。
いずれにしろ、クロスハウゼン旅団の早急な前進をお願いしたい次第です」
モーラン旅団連絡士官の言にミッドストン旅団連絡士官がムッとした顔を見せる。
だが、バフラヴィーはこれを無視して、頷くと直ちに命令を出した。
「行軍速度を上げる。
声を上げても構わん。
とにかく急げ!」
クロスハウゼン旅団がメハン川にたどり着いたのは、報告から三〇分ほど後だった。
急いだのだが、新兵旅団の行軍速度はそう簡単に上がらない。
特に雨の中では。
そうしてたどり着いた渡河点だが、何とも論評しがたい状況だった。
まずメハン川だが、妙に浅い。
川幅も狭い。
地域住民の情報では、渡河点の水深は一メートル弱。
河川としては大きくないが、無視はできない障害との話だった。
ところが、いざ来てみれば水深は膝下、三〇センチ程だろう。
雨が降っていて、これである。
あっさり渡河できたのは良いが。
メハン川の西岸には敵兵の死体が散乱している。
結構な数だ。
味方の死体はほぼ無い。
素人集団のミッドストン旅団が敵を圧倒したらしい。
これまた、良くわからん話である。
川を渡ると待ち構えていたトゥルーミシュの案内で、モーラン旅団司令部に向かう。
ちなみに、トゥルーミシュはクロスハウゼン旅団司令部で司令部直属中隊の中隊長をしている。
人手不足なので、本来ベテラン士官がやる総司令官直属の士官をトゥルーミシュがやっているのだ。
モーラン旅団司令部に先行していたのも、このためである。
「おう、バフラヴィー殿か。
まあ、これを見てくれ」
司令部に入るとモーランの親父が挨拶も早々に、並べられた死体を指し示した。
「敵兵の死体を集めたんだが、・・・見ての通り、牙族がほとんどいない。
大半が牙なし、つまり、人族だ」
素っ裸に剥かれた兵士の死体が示される。
「牙なしでも、兜を被れば、それが雑兵の簡易な物でも、見た目には牙の民に見える。
遠目ではなおさらだ」
「ここにいた敵兵は、人族だったというのか?」
バフラヴィーの問いにモーラン親父が首肯する。
「ほぼ、そうだ。
牙の民も多少はいるが、マイナー部族の者ばかり。
ケイマン族は一人もいない」
「喉を潰されていますね。
アキレス腱も切られている」
オレが指摘するとモーラン旅団司令官は目を細めた。
「気づくのが早いな。
そー言えば医者だったか。
まあ、その通りだ。
足は膝か踵のどちらかをやられている。
喉も潰されている。
簡易兜は被っているが、鎧は質の悪い皮鎧がせいぜい。
大半は遠目には鎧に見える鎧もどきの布だ。
武器は槍だけで、手に括り付けられている」
巨大な筋肉だるまの指揮官が向き直る。
「こいつら、恐らくは捕虜だ。
ケイマンの奴らは捕虜に槍を持たせて兵隊のふりをさせていたんだ!」
片足の膝かアキレス腱を壊して逃げられないように、喉を潰して降伏できないようにしていたってことか。
「こんなのが相手なら、初等科のガキでも勝てる。
ミッドストンはこいつらを蹂躙して先に行っちまったんだ!」
先鋒が普通の軍隊だったら、まともな訓練を受けた士官がいれば異変を感じたかもしれない。
だが、ミッドストン旅団にそんな奴はほとんどいない。
気づいた者もいたかもしれないが、周りが戦果に興奮して突進すれば、止めるのは至難だろう。
「死体は、ざっと一個大隊。
残っていたミッドストンの奴に問いただしたが、敵は当初は矢を射って抵抗したらしい。
だが、ミッドストン旅団が本格的に渡河を始めるとあっという間に潰走したそうだ。
恐らくは、督戦隊がいて、そいつらが適当に矢を射って、そして退却したのだろう。
囮の捕虜部隊を置いて、だ」
ミッドストン伯爵は、得意絶頂だったんだろうな。
「バフラヴィー殿、こいつは罠だ。
間違いない!」
モーラン親父の言葉にバフラヴィーの顔が曇る。
「ちょっとお待ちください!」
だがそこにファラディーバーが口を挟んだ。
「確かに不審な状況ですが、我々がこの作戦を決定してから半日、立案段階からでも一日と少ししかたっていません。
ですが、この囮部隊、一日や二日で作れるものではないでしょう。
千人近い捕虜を集め、喉を潰し、アキレス腱を切ってなど、一日でできるとは思えません」
「確かにその通りだが、これらが、この部隊が囮であることも明白であろう」
ファラディーバーの言にモーラン親父が反論する。
「えーと、事前に囮部隊を編成しといて、こちらの攻勢が判明した時点で、その矢面として送り込んできた、というのはどうでしょう?」
横からバフラヴィー第三正夫人のヌーファリーンが口を出す。
「それは、それで、敵は三日前にはこちらが攻勢に出ると考えていたことになる。
我らは三日前には、対峙するだけで攻勢に出る予定はなかったのだぞ」
バフラヴィーが反論するがヌーファリーンは平然としていた。
「敵は、そう考えていたんでしょ。
第十一軍が到着次第、攻撃に転じるって、敵は考えていて、そのために囮部隊を用意していた」
「いや、こちらが攻勢に出ると敵が考えていた、というのはまだ理解できるが、それで、何故、囮部隊を用意するのだ?
こちらに倍する軍勢を有している側が囮部隊を何故作る?」
「えーと、こちらを引き込んで包囲するため、とか?
現に、ミッドストン旅団は突進しちゃってるわけだしぃ」
戦場の真っただ中、半疑問形で話す第三正夫人。
やっぱ、アシックネールの姉だ。
「仮にヌーファリーンが言うのが正しいとしても、敵は何日も前から囮部隊を用意していたことになります。
我らが対峙から攻勢へと方針転換したのは昨日です。
やはり、偶然、このような部隊がここにいただけ、なのではありませんか?」
ファラディーバーが自分でも自信無さげに意見する。
「足を破壊されてろくに行軍もできない部隊を、わざわざ作ったというのか?」
モーラン親父の反論に沈黙するファラディーバー。
代わって旦那が口を開く。
「確かに普通とは言えない事態だ。
だが、ある意味、好機とも言える。
我らとヘロンとの間の距離が縮まったのは事実だ」
バフラヴィーの指示にトゥルーミシュが地図を広げる。
「敵が我らを包囲するとしたら、我らがヘロン攻囲部隊と戦闘に入ったところで、その後ろを取るということだろう。
だが、それは元々想定されていた話だ。
敵の攻勢が想定より早まる可能性は高いが、逆にバャハーンギール公子だけを救出する確率は上がったとも言える」
「確かに、それもそうだ」
モーラン親父が大きく頷く。
「戦いで最も拙いのは、想定していなかった敵の奇襲だ。
敵が来ると分かっているのなら、対処法はいくらでも有る。
もっとも、戦力差はそのままだがな」
豪快に笑う牙族傭兵隊長。
「バフラヴィー殿、時間を決めよう。
敵の狙いが、帝国第十一軍の包囲殲滅とクロスハウゼンの首と想定すれば、バフラヴィー殿の軍旗がヘロン近くに進出しない限り、敵は反攻を開始しないだろう。
敵が本格的な反攻を開始すれば、こちらは長くはもたん。
だが、短時間なら持つ。
いや、持たせて見せよう!」
「いいだろう。
これから四時間、敵の攻勢が開始されてから一時間を目処にする。
目的が達成できなくとも、時間になれば撤退だ」
モーラン親父の言葉にバフラヴィーが宣言する。
「意見します。
この川の状況も問題だと思うのですが」
オレが意見を具申するとモーラン親父はニカっと笑った。
「分かっている。
この雨なのに、川の水量が増えないのは異常だ。
敵が、メハン川を堰き止めて貯水池を作っている可能性だな」
うんうんと頷く、タイガーマスク。
「敵は十万を超える大軍。
長期滞在しているのだから、飲料水確保のために貯水池を作るのは普通だ。
敵が貯水池の堰を切れば、舟橋が流されるって話になる。
だが、心配はいらん。
水量が増えることを想定して作らせている。
杭の数も、ロープも通常の倍だ。
河岸をとられん限り問題ない」
モーラン親父の言葉に「流石だな」とバフラヴィーが首肯する。
「ならば、急ぐぞ。
モーラン旅団は引き続き、舟橋の建設に当たってくれ。
クロスハウゼン旅団は前進する。
駆け足だ!」
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