第7話 マヤその1

もうちょっとだな。2泊N510ドルのところN500ドルへ値切る。全然だめ。念のため部屋を見せてもらう。むむー、部屋の中は暑い!窓が開かない。おまけにファンが壊れている。親父笑ってる場合じゃないぞ。とっても大事なんだと主張すると別の部屋を見せてくれるらしい。待っていると別の鍵を持ってきた。今度の部屋は天井にでかいファンが付いている。スイッチを押すとぐあーんと回りだす。ぬる〜い風が来る。もうここでいいや。ここで寝ることを考えると怖いがもう次を探したくない。再度値切るが全然だめ。諦めてN510ドルを払う。

 早速シャワーを浴びてスッキリ!もう3時だ。今日はシュノーケリングに行けないので土産物屋をチェック! 貧乏プライス、安い、友達としきりに声をかけてくる。サメの顎上下セットを見かける。とっても欲しい。値段はN300ドル、高い。小さくて安いものを見せてもらうとN150ドルまで下がる。でも節約しないといけないので諦める。別の店ではマヤ文字の星座を売っている。外では見かけないし面白いので買うことにする。N50ドル。しかし自分の星座は売り切れ。ガックシ。マヤ文字が書いてあると何でも買いたくなるがここは我慢。そうそう明日チェチェンイッツアーに行くので麦わら帽子が欲しい。さんざん探し回るがN50ドル以下は無し。なのでN50ドルで麦わら帽子を買う。全く似合わない。でも安心。喉が渇いたので水が欲しい。コンビニなんかないかなぁと思っていたらセブンイレブン発見。早速飛び込む。水が5ドルと書いており、5ドルと思い立ちすくむ。5ドルだったら高すぎる。聞いてみると5ペソだった。安い! 1本購入。ゴキュゴキュ飲む。水がうまい!そうそう明日のバスのチケットも買っておかないと。バスディ-ポで聞いてみる。チェチェンイッツアーまでN112ドル。9時出発。ガイドブックだとN110ドルなのでちょっぴり値上がりしている。バスチケット購入。

 そして夕方。タコスが食べたい。タコスが食べられるレストランを目指す。その途中で日本語オーケーのインターネットカフェを発見。1時間N12.ドルと激安。みっちり1時間半ぐらい端末にかじりついてしまった。友達に無事カンクンに着いたことを報告。沖縄に台風上陸。アメリカも日本も台風にやられている。

 次はタコス。レストランが集まる通りをウロウロする。一軒目は素敵な女の子が一生懸命メニューの説明をしてくれたが他のも見たいので次に行く。あまりお客さんがいないが安い店があり候補にして次へ。マリアッチを演奏していてとっても賑やか。しかし1人で行く気がしないのでさっきのお客さんが少ない店に行く。ビーフタコスとビールを注文。うまい!焼いたビーフとトルティーヤとソースだけのシンプルなもの。満足---

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