　六月二十七日　晴れ　とても暑い　これから毎日こう書くしかない

　日記も今日で五週目を終えます。五週間アニバーサリーです。

　続けるために必要なのは、ただ偏に茶々瀬のやる気のみであり、誰に支持されずとも続くこの日記に、アニバーサリーもくそもありません。茶々瀬のやる気に、乾杯。

　今日は早起きでした。昨日の夜は、あんまり早寝じゃなかったのに不思議です。朝陽がびかびか入るお部屋に住んでいます。だから目が覚めたのかも知れません。

　せっかく早起きをしたから、読書をしました。『草枕』を読んでいます。今日読んだところでは、自分の感情を客観視して、十七字にまとめてしまえば、怒りも怖れも小さくなる、みたいなところが印象的でした。ストレスコーピングにすごく便利な方法かも知れません。でも、五七五をぱっと思いつくには練習が必要な気もします。お仕事でいろんなひとに試しに言ってみようかなって思いました。夏目漱石が言っていたんだよって言えば、説得力がある気がします。

　早速パソコンで長いお話を書き始めました。朝と、お昼休みと、夜とを使って序章だけ書きました。この調子で一日に一話書けたなら、半月で書き終わる計算です。もちろんそんなことできないです。半年くらいで書けたらいいなって思います。

　まだ序章だけなのに、もういろんなひとに見てもらいたくて仕方ありません。書き始めは大概こんな気持ちです。この楽しい気持ちが続くうちに、どんどん書き進められたらいいなって思います。

　お仕事では、なんだかずっとイライラしていました。たまに、なんでもかんでもイライラするときがあります。今日はそういう日だったのかも知れません。お仕事の相手にそんな態度は見せられないから、余計にイライラが募ります。感情労働ってとても大変です。でも得意だっていう自覚もあります。

　お仕事の場所で、すっごく久しぶりのひととすれ違いました。色々たいへんだったみたいだけど、元気そうでよかったです。ちょっとだけだけど、お喋りもできました。気になっていたひとだから、顔が見られて嬉しかったです。

　茶々瀬のお仕事は、特定のひとと接するときにあるセオリーに則った方がよいときがあります。このお久しぶりのひとにも、そうしなければならないはずでした。知識としてはもちろん知っているのに、茶々瀬はなかなか実践できません。いつもあとになってから「ああ、間違えた！」って後悔します。ちゃんと実践できるようになりたいです。

　今日は、帰りに大きなトマトを買ってきました。茶々瀬はプチトマトは苦手だけど、大きなトマトは好きです。冷やして、切って食べました。チーズとかオリーブオイルとかと一緒に食べたら美味しいらしいです。明日チーズ買ってこようかなと思いました。

　トマトを切ったから、今日は料理をしたということにします。

　お料理することと、お話書くことと、頑張らなくちゃいけないことをどっちもクリアしました。クリアしたはずです。でもその代わり、運動はサボりました。茶々瀬はお仕事の場所からいつも歩いて帰ります。一時間半くらいのウォーキングです。でもそれを今日はサボって電車で帰りました。だってあっついんだもの。

　でもあっつい方が痩せそうだから、明日は頑張りたいです。

　今日はこれくらいです。おやすみなさい。