第7話 僕の幼馴染み

 僕の名前は、勇乃 悠希、この間、ここの第八高校に体験入学した。

正確には、転校みたいなもんなんだけど、数ヵ月前にいた海外の高校の先生に、


"体験入学だ!"

って、言われて、そういう説明にしてもらった。


でも、正直言うと、ここがとても楽しいと思ってる。


それは、僕の幼馴染みと同姓同名の人がいるんだ。


 もし、彼女達が、ほんとに僕の幼馴染みだったら、それは、運命なんじゃないかと思っている。

 特に、霞 優花ちゃんは、僕の幼馴染みの優花にそっくりだし、前にも、優花の行きつけの本屋であったから、本当に、優花ちゃんは、僕の知っている優花なんじゃないかなって、思ってる。


 優花と明莉にまた会いたいって、思った僕に、神様がチャンスをくれたのかな?

もし、そうだったら、神様に感謝したい。

 僕は、優花のことが好きだった。

大好きだった。

でも、僕が海外にいくときに、喧嘩しちゃって、彼女は、それを後悔していて、本人に会えたとしても、話せないだろう。

と、思った。


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