地形と停滞

真理しんりいとまとは

斥力せきりょく変速へんそく

力の彼方かなた 慣性だせいを背に

内心にしずむ 円盤えんばんのように

とこしえの平原へいげん

対するのはえた空白

剥奪はくだつとしての自切じせつ 分泌ぶんぴつとしての手記しゅき

「天と地は、いつかひとみをそらすだろうか?」

立ち止まり 意図し境界きょうかいを見失う

時間を手放し からだを手放し

明け暮れる 光なく――ゆえに反射はんしゃもなく――

思考しこうともいえない 隆起りゅうきのひだをうように

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