形式花火
倉井さとり
収斂歌 〝シュウレンカ〟
どうせ最後なら
言葉の
混ざり合えたときには 血の
森さえざわつく あざなえる
背中合わせの
耳を
手にした言葉は もう
言い知れぬ夏の影
降りしきる冬の
あなたの
あなたの
あなたの
あなたの
夜に
語るに落ちた
どうせ
法じゃ足りない あなたとわたし
ざわつく ある
塞いで 逃れ
言葉は もう出ない
刻むの そっと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます