第2話 いざ、始まりの街へ
ゲームを起動し見た目を設定する。
私は昔から黒の剣士っぽいもの、に憧れていたため、黒髪、髪は女性の者から選ばなくてはならなかったので少し長めのロングに、身長は168にして格好いい系を目指そうと思う(中身は152センチしかない::)
ゲームの世界に入ると見知らぬ部屋からスタートされた。ここは、、?
と、疑問に思っているとウインドウが出現する。
主人公 キミノ の部屋
なるほどね、ここから冒険者になるために街を目指すのね。
最初のフィールドは人が誰もいない、チュートリアルステージとなっていて体の動かし方、この世界について、職業についてなど基礎的なことを学ぶことができる。
部屋から出るとすぐに階段があり下に降りる。
母親「キミノ、今日からあなたも成人、冒険者なんて危ない仕事だけど頑張るのよ泣」
す、すごい、、ほんとうの女性みたいだ。この人はいわゆるNPCと呼ばれるもので親の設定なのだが、本当に生きているかのようだ。
「ありがとう、行ってきます!」
するとクエストボードが現れる。
クエスト
玄関前にあるバックパックを持って始まりの街へ向かおう。
これはいわゆるメインクエスト、ストーリーを進めていく上で必要なクエストだ。このクエストを進めていかなければ次の街だったり、次に進むことができない。
他にサブクエスト、スキルクエスト、裏クエストなどがあるらしい。
私はバックを持ち外へ出た。
バックの中身を確認すると
地図と短剣が入っていた。
地図を広げると地図は光だし、
スキル 世界地図を覚えました。
…世界の大まかな地図、きたことがある場所は詳しく表示される。
なるほどね、今私のいるところから始まりの街へ行くのには、、北に少し進めばいいのね。その前に、色々確認して進みたいし一度自宅の中も調べてみるか。
自宅に入ると母親が椅子から立ち上がり、おかえり!と抱きしめてくれた。
HP、MPが全て回復しました。
なるほど、家に帰れば回復してくれるのね。
初めての回復により称号、癒しの手を獲得しました。…回復効果+5%
初めての帰宅により称号、親の愛を獲得しました。…子供がいるNPCとの友好度+1
友好度とはその人の出すクエスト達成数が関係しており友好度が最大になると裏クエストが受けられるようになるらしい。1とはどの程度なのか…笑
その後周りを調べると冒険者の日記を発見した。冒険者の日記には父と母の冒険者時代のことが書かれている。どうやら父は冒険で行方不明になった設定らしい。
「母さん、私、頑張るから!!」
そう言い残し家を出て始まりの街は向かった。冒険者の日記には感動する話が書かれていたため涙が頬からこぼれ落ちた。
…冒険者の日記、クエストで手に入る経験値が+1%される。
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