ぼくのうた

たてごと♪

ただそれだけで

夏の日の夜 電車の帰り道

見るからに日に焼けた若い 二人の男女

海でも行って来たのかな お互い寄り添って

うたた寝で見てる夢の中で まだくちづけしてる?


いきなりその目の前で 土下座とかしてさ

頼むからそのまま ずっとずっと

ずっと

そのままて居てくれと そんな鹿な事言って

何だと思われただろうね


ただより高いものはない

それは

タダのモノを買えば のちのち高くつく

そんな事ではなくて

ただより高いものはない

それは

『✕✕✕✕✕✕✕✕✕』 (←何が入ると思いますか?)


あの時の事 気味悪がって

別れてなければ いいけれど



何かしでかしてやろうぜ そう言ってみんなで集まってさ

ああでもないこうでもないと それは本当に楽しい時間

少し気に入らない事はあっても 目的は一つ

そんな事 一体何が問題だと言うのだろう


ふと気が付けば みんな黙ってさ

ついにははこんなの いやいや

もういや

あの情熱は どこへ消え失せたのか

もう疲れ果ててしまったのか


ただより高いものはない

それは

タダでモノをもらえば 義理で苦労する

そんな事ではなくて

タダより高いものはない

それは

『✕✕✕✕✕✕✕✕✕』 (←あなたなら何を入れますか?)


いやな事だけ おもい出にして

よかった事まで忘れてなければ いいけれど



ただより高いものはない

それは

もともと持っていたものは 手放せばもう

二度と 手に入らない


再びどんなに 手を伸ばしても

どんなに大金 積んだとしても

手放したらもう 二度と

返ってはこない


だから ただより高いものは無いのに

こんなに大事なものは 無いのに

どうしてそんなに 簡単に

手放すの?


……ボクには絶対 手が届かないものなのに



      †



🎦 https://youtu.be/UrlCyuWjgNg

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る