第3話 だいいちいんしょう

わたしの推しは

アイドルグループのメンバー

(ここからはAと呼ぶことにする)


彼への第一印象は、

"ただ美しい"

だった。

ありきたりな表現だけれど、初めて見たAは

少女漫画に出てくる美少年のようだった。


まあでも私は

どちらかと言うと顔が綺麗な人間は

苦手だった。

容姿が優れているというだけで

特に努力もせず幸せな人生を送れる

のが気に食わなかったから。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る