第2話 魔神機

 眺めた残骸、己の死体に泣くマハーラを眺めた。

 真空月花

 「マハーラ」

 振り向いたマハーラ。

 真空月花

 「魔神機を出す、契約だ」

 この頷いたマハーラ。

 魔神機を召喚、搭乗した。

 マハーラに旅路を伝えた。

 マハーラ

 「グリューユは、私は?」

 月花

 「なあサキュバスの女っつ、弱くないか?」

 マハーラ

 「重要な事なの」

 月花

 「なんでかね、サキュバスの女は二人しかしらないが、どうも弱いんだよな。なんでだろうな」

 魔神機を駈り、レーザーライフルを乱射、メギドの灯火を乱射、攻撃用シールドを乱射。

 邪戦士が駈る機体が大破を重ねる。

 月花

 「マハーラ、嫁になるか?」

 沈黙、長い沈黙。

 マハーラ

 「うん」

 求婚は終了。

 

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