第12話 5/29

 ちょっと学術入れますが、ブラック校則って最近の話じゃないんですよね……。

 結構前からあって、そのせいで「これはわが校の伝統だから」とか「この校則の中でちゃんと校内を統制できてた」とか言い出すお古い方がいるんですよ。もっと深い事情は、『近代日本教育小史』という本を読めば分かるかも? バブル期あたりは中学校の治安が最悪で、リーゼントしたりとか喧嘩起こしたりとか、挙げ句の果ては担任を卒業にリンチしたりとか(いわゆる卒リン)。母がよく語ってました。


 校則に戻りますけどなんか事情は色々ですよね、ウチの姉はスカート丈チェックのある高校に行ってたけど、{彼女、}夏休みに金髪に染めて、それが抜けきらずにちょっと茶色がかったまま登校してもバレないし。あと、大阪に行った元中の高校はスマホ回収ありましたし。

 僕のとこは適当でしたね。まずスカート丈を攻める女子も、染髪も、するやる気がある人とかいなくて。


補記:学校の治安って何なんだろう。大学は割と染めてますけど、いい奴ばっかです。でもほんとに、わざわざ一万とか払って染めるならもっとほかのことで遊びたいって僕は思っちゃいます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る