第5話

401:ツイ廃

 >>400

 あ、お話に出てた、魔神とかに詳しい人ですか?


402:考察厨

 すでに鑑定済みか

 仕事が早いな>>400は


403:名無しの異種族

 ???

 >>402

 なんで鑑定したってわかるの?


404:考察厨

 >>403

 >こんなダンジョンもある

 こんな反応、ちゃんと鑑定しないと出てこないだろ

 つまりは、そういうこと


405:名無しの異種族

 なるほど??


406:名無しの異種族

 あ、そっか

 特定班の鑑定だと、塚として鑑定されたんだよな

 それが、ダンジョンって確定されてる、と


407:名無しの異種族

 たしかに、普通にイメージするモンスターが出る迷宮ダンジョンとは、ちょっと結びつかないもんな

 この塔


408:名無しの異種族

 それを一目見て、ダンジョンだと確定した、と


409:名無しの異種族

 なるほどなるほど


410:アマチュアサバイバー

 ちなみに、弟さん、書き込みはルームメイトの携帯借りてやってる

 俺は没収されたままだし


411:名無しの異種族

 まだ没収されたままだったんかい


412:アマチュアサバイバー

 珍しいからか、弟さん、めっちゃ楽しそうに書き込みしてる


413:元農民冒険者

 とりま、説明するな

 そこに封印されてる魔神は、創世邪神とか一般的な神様とかよりランクが下だ

 そうだなぁ、会社や組織にでも例えようか


414:元農民冒険者

 創世邪神or神様←会社の社長or会長、めっちゃ偉い

 封印されてる魔神←会社の幹部役員、中間管理職


415:名無しの異種族

 おや、じゃあ、純粋な神様じゃない?


416:アマチュアサバイバー

 ひあっ!

 ちょ、やめ、やめてくださっ、ひゃははは


417:名無しの異種族

 ん?


418:元農民冒険者

 たぶん、ハイラさんと同じ存在なんじゃないかと


419:名無しの異種族

 ハイラ?


420:名無しの異種族

 ハイラって誰?


421:元農民冒険者

 創世邪神には、十二神将と呼ばれる眷属がいるんだよ

 その1人が、ハイラさん

 今、アマチュアサバイバー?とそのルームメイトの頭や胴体を子犬にするかのようにわしゃわしゃ撫でくりまわしてる人なんだけど


422:名無しの異種族

 ???


423:名無しの異種族

 え、なんで眷属の人が一緒なの?


424:元農民冒険者

 ちょっと前に、ハイラさんが封印されてたダンジョン攻略したら、出てきて懐かれた

 ちなみに外見は、イケメン執事だ


425:名無しの異種族

 懐かれたって


426:名無しの異種族

 捨て犬拾ったようなもんか


427:元農民冒険者

 まぁ、そんなもんなのかな?

 ちなみに、好みの範囲は下は十歳から上は十九歳までの、ハイラさん曰くショタの部類に入る男の子らしい


428:名無しの異種族

 ヤベェ存在じゃねーか!!


429:名無しの異種族

 大変アマチュアサバイバーとルームメイトが食われちゃう!

 ┌(┌^o^)┐

 (´-`).。oO(いいぞ、もっとやれ!!


430:名無しの異種族

 よし、その辺もっと詳しく

 ┌(┌^o^)┐


431:名無しの異種族

 おい、アマチュアサバイバー達が変態執事にぺろぺろされてるってまじか?!!

 ┌(^o^≡^o^)┐


432:名無しの異種族

 画像貼れ、画像

バンバンバンバンバンバンバン

バン     バンバンバン

バン (∩`・ω・)  バンバン

 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/

   \/___/ ̄



433:元農民冒険者

 >>432

 やり方わかんねーよ


434:名無しの異種族

 >>429 >>430 >>431 >>432


| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

| お巡りさん、コイツらです |

|______ ___|

 ____  V

 \=@(ヽ

  ( ・∀・)| ∧_∧

  // У ノ(`・ω・)

 (フ==◎=|と  ニア

  (_)_) しーJ



435:元農民冒険者

 まぁ、これは俺の印象だから

 ハイラさんにも、画像見てもらった

 んー、なんか、ハイラさん、アマチュアサバイバーのこと気に入ったっぽい?

 魔神の眷属からすると、だいぶ心地いい気というか、感情がアマチュアサバイバーから感じ取れるらしい

 ルームメイトは、純粋に好みっぽい


436:名無しの異種族

 ヤバイ奴じゃん、ハイラさん!!!!


437:名無しの異種族

 ハイラさんとやらは、画像みてなんて言ってるの??


438:元農民冒険者

 >>437

 おそらく、封印されてる魔神は純粋な眷属でも無いって


439:名無しの異種族

 はい?


440:名無しの異種族

 どゆこと??


441:元農民冒険者

 ほら、うちら人間の中にも化け物みたいな個体が生まれるだろ?

 天才とか、鬼才とか言われる人達のことだけど

 たぶん、当時の魔族の中でも、そういった突出した存在だったんじゃないかってさ

 それこそ生まれつき、魔力が桁外れだったとか、そういうちょっと特別な存在が、魔神呼ばわりされてたんじゃないかってさ


442:元農民冒険者

 どうしてそんなことが言えるのかって、思うだろ?

 俺も疑問だったから、聞いてみた

 そしたら、同族の気配がしないって言うんだ

 つまり、仕える神は違えど、眷属の気配ってのはわかるもんなんだって

 でも、この封印された場所からは、そんな気配が欠片もしないんだって

 封印されてても、気配ってのはわかるらしい


443:名無しの異種族

 へぇ


444:考察厨

 ん?

 じゃあ、なにか?

 封印されてる魔神は少なくとも正確な意味での【神】ではない、と?


445:元農民冒険者

 >>444

 そうなるな


446:名無しの異種族

 力が強いだけの、魔族の可能性が高いってことかな??


447:元農民冒険者

 >>446

 ハイラさんは、その可能性が高いって言ってる


448:考察厨

 ただ、歴史的事実として、少なくとも魔族が人間へ戦争を仕掛けていたのは事実なんだよなぁ


449:考察厨

 いや、でもそれなら、なんで【名無しの魔族】は視線を感じたり、たぶんだけど襲撃されたりしたんだ??

 なんか、変だな

 もしかして、まだなにかあるのか??


450:元農民冒険者

 襲撃って、なんのことだ??


451:特定班

 あぁ、元農民冒険者が書き込みに来る前にな……


【ここから、【名無しの魔族】に関する不穏な一連の書き込みについて説明書き入る】


476:元農民冒険者

 ふむふむ

 なるほど

 その【名無しの魔族】については、あとで書き込みを鑑定するとして

 ……なぁ、ルームメイト、お前は姫巫女伝説については知らないのか?

 おとぎ話とか、絵本で聞いたり見たりしたことは??


477:名無しの異種族

 ルームメイト?


478:名無しの異種族

 なんでここでルームメイト?


479:アマチュアサバイバー

 あ、書いてなかったんだけど

 ルームメイト、魔族なんだよ


480:名無しの異種族

 へぇ


481:名無しの異種族

 そうなんだ


482:アマチュアサバイバー

 んで、現代の魔王事情に詳しかったりする


483:名無しの異種族

 王族の事情に精通してるってこと??


484:アマチュアサバイバー

 >>483

 本人にはその自覚無いみたいだけどな

 あんまり書くと身バレするかもだけど、そうだな、そうとも言える


485:ツイ廃

 それで、ルームメイトの答えは??


486:元農民冒険者

 魔界の歴史書調べてみるってさ

 いまある程度ならデンシショセキとやらで読めるとかなんとか

 なんならケンサクで調べることも出来るって言ってる


487:考察厨

 あ、そっか

 魔神の封印に関する書物が発禁になったり、関係者が火炙りになったりしたのって、あくまでこっちの世界の話だもんな

 俺に教えてくれた魔族も、こっちで生まれ育ったヤツらばかりだし

 魔界だとどうなってるかわからない


488:名無しの異種族

 ということは?


489:名無しの異種族

 手がかりくるか??


490:ツイ廃

 来て欲しいです

 ですが、実家周りのゴブリンのオブジェ

 なんとかしたいです

 ふと外見たら、なんか精神的にジワジワ来るものがあるので


491:アマチュアサバイバー

 あ、忘れてた


492:名無しの異種族

 まぁ、あんまり気持ちのいいものじゃないよね

 クリスタル漬けのゴブリン


493:名無しの異種族

 このあとハンバーグになるんだよなぁ、クリスタル漬けのゴブリン


494:元農民冒険者

 お前らさっきからなんの話してんの?


495:名無しの異種族

 なんのって、ジビエの話だよ


496:名無しの異種族

 ゴブリンを食肉用に加工するんだよ


497:元農民冒険者

 こっちのヤツらってゴブリン喰うの!!??

 ((((;゜;Д;゜;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ


498:名無しの異種族

 一部地域で食べるよ


499:418

 昔は、生きたまま頭叩き割って脳みそ食べてたよ


500:ツイ廃

 脳みそは、丸焼きにしておろしポン酢つけて食べると美味でした

 (*´﹃`*)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る