第6話   事実の告白

 「ああ、相馬君か。おーい、相馬君、海川君が呼んでるよ。」

 「はーい。」


と言い塩谷君が向かってくる。


 「どうしたの?急に。」

 「ちょっと、話したいことがある。今、ちょっといいか?」

 「うん、いいけど…珍しいね。中山君じゃなくて、僕とは。」

 「悪いけど、そいつの名前はなるべく出さないでもらっていいかな?」


俺の顔を見て何かを察した様な顔になる。


 「なんかがあったんだね。喧嘩でもしたのかな?」

 「それは後で話す。ちょっと屋上に行こうぜ。」


了解も取らずにスタスタと階段を上がって行く。

塩谷君は俺の後ろについてくる。


屋上にたどり着く。そこには、俺ら以外誰もいなかった。


 「それで、話って何?流れ的に中山君…いや彼が関わっているんだろうけど。」

 「相談する側として申し訳ないが他言無用で頼めるか?」

 「了解、別にいいけど。」

 「じゃあ、話すぞ。」


塩谷君が息を呑んでいるのを感じた。


 「俺の彼女、小泉優花は親友中山健汰にNTRされた。」

 「嘘だろ…彼女いなかったけ?彼には。」

 「いたさ。それにも関わらず俺の彼女を寝取った。」

 「ちょっと待ってくれ、にわかには信じにくい。君の言葉とは雖も。なんか、写真とかはないのか?」

 「今見せる。」


と言って、僕は写真を見せる。

彼がその写真を見て、呆気に取られている間に彼について説明しよう。

彼の名前は塩谷相馬、音楽部に所属している。クラスは違うが、同じ部活ということもあって、たまに話す仲だ。ちなみに彼はフルートを俺はピアノを担当している。

ちなみに彼女はいないし、そこまでイケメンではない。とは言っても、イケメンの部類に入るかもしれない。あまり喋らない所謂「隠キャ」である。身長は170cm位である。


 「まさか、彼が寝取るとは…それで、僕にどうして欲しいんだ?」

 「手伝ってほしい。あいつらに復讐を加える。」

 「あいつらということは…。」

 「小泉優花にもだ。」

 「ふーん。なるほどいいよ。」

 「!!!そんな簡単に受けちゃっていいのか。たぶん愚痴が多いぞ。」

 「NTRが嫌いだからね。そんな逃げ方は許さない。正義の翼だからね。」


そう、聡明な読者の皆様ならお気づきいただけたであろう。彼は、塩谷君は厨二病が治っていない。

彼の名誉のために言っておくが、塩谷君は癖があるがいい奴である。


 「それで、結局何をするんだ?奴らに事実を告げて、別れるのか?いや、それじゃ浅いな…。」


いや、SAOのキリト君か、顔に手を当てながら言うなんて。


 「公衆の面前で奴らの行ったことを曝け出す。あと、中山の彼女にもあらかじめ事実を伝えておく。それ以外、特に決めていない。」

 「ほとんど、no plan か…というか、なんで、まだ中山の彼女にはこの話を言わないんだ?」

 「あまり、心配をかけたくない。」

 「あれ、海川君にとって中山…いや、やつの彼女は大事な人なの?」

 「まぁ、昔色々あってな。」




文字数少ないです。今後増やします。

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