第25話 鬼資本家の犬
野党の議員が国会質問で首相に「鬼」「資本家の犬」という言葉を発したそうな。
僕は感情的な態度、言葉は大嫌いだ。醜いとしか思えない。
相手がどんなに悪人であろうと感情に任せて行動しては駄目でしょうと思う。
相手が間違っている、悪いことをしているとその人が思ったら何を言ってもいいということにはならないんじゃないの?
その人は「自分は正しい」と固く固く信じているんだろうけど、それは自分あるいは同類の人たちが信じているだけのことで、人類として普遍的に正しいのかどうか。
世の中色んな人がいて大抵は「自分は正しい」と思っている。「自分が正しい」と思ったら、自分と意見の違う人に対してはどんな言葉を浴びせてもいいということになったら怖い。
これはいじめそのものじゃないか。
いじめをなくしましょうなんてお題目を唱えても国会で罵詈雑言を浴びせている。国会レベルでやってるんだもの会社や学校で起こっても何の不思議もない。
結局人類は「自分は正しい」という考えに憑りつかれた馬鹿と阿呆が罵り合うという歴史を延々と続けているということだ。これからも続けるんだろう。ちっぽけな脳味噌に浮かんだ考えに憑りつかれてどうする?と思うけど、聞く耳持たない。それが人間というものだ。
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