第10話
【
【
そしてアタイの技の真髄を見せてあげるよ!
【愚祖唾馬挲】技の真髄?まだ本気じゃ無いって言うのか!俺の技は,全て喰われてしまう...一体どうやれば勝てるんだ!俺は...(あの技ならなんとかいけるか?)
【錏颸娜蘤蜘蛛】(あのゴミなんかしようと企んでるね,それならアタイの技で焼き尽くすまでのことだけどね)来ないのかい?ならアタイの技の真髄を見せてあげるよ!
『
この糸を喰らって耐えた者は,今のところ9人だけだけどね!
【愚祖唾馬挲】その耐えた者達って誰なんだ?
【錏颸娜蘤蜘蛛】アタイを除く十蟲神達さ!
【愚祖唾馬挲】へぇそうかなら俺も耐えてやる!俺の常時スキルでな!『
さぁこいよ!蜘蛛女!
【錏颸娜蘤蜘蛛】偉く強気だねぇ!アンタの技は,アタイには効かないっていうのに!喰らいな!燃え尽きろ!『
【愚祖唾馬挲】くっ...避けきれない!まずい...
俺の身体が半焼だと!痛い!熱い!
【錏颸娜蘤蜘蛛】あれれ?どうしたんだい?全てを避けれるんじゃなかったのかい?
だけど凄いね!あの距離から身体の半分しか燃えて無いなんてね!だけどね...この技は,持続性なんだよ。だからアンタの身体は,徐々に燃え尽きていくんだよ!いつまで耐えれるのかねぇ,アンタが燃え尽きる前にアタイを倒す事ができれば技は解除されるけどね!
【愚祖唾馬挲】へぇそうか良いことを聞いたぜ!なら俺の技を喰らいな!『
【錏颸娜蘤蜘蛛】なんだい?その変な技は!まぁアタイの子蜘蛛達によって喰われるだろうけどね!『
何!アタイの子蜘蛛達がでない!どういう事だい⁉︎
【愚祖唾馬挲】へっ!この技を発動した後から受ける事象を全て無力化をする事ができるんだよ!それに,お前の能力を全て奪うことができるんだぜ?気づかないのか?俺の身体が修復していっている事に!
【錏颸娜蘤蜘蛛】なんだと!ぐはっ...なんでアタイにダメージが入ってくるんだい?
【愚祖唾馬挲】あと言い忘れてんだが,この技を喰らった者は,それまで受けたダメージが全てそいつに送り込まれるんだぜ?
【錏颸娜蘤蜘蛛】まさか...アンタわざとアタイの技を避けずに受けてたのかい?
【愚祖唾馬挲】あぁそうだよ!(そんな事ないんだけどなぁ〜)
【錏颸娜蘤蜘蛛】ふっアンタやっぱり傲慢だね!
【愚祖唾馬挲】解除!やっぱり俺は,他人を殺す事なんて出来ねぇ
【錏颸娜蘤蜘蛛】ふっ...はっはっは〜!
面白いねアンタ!アタイの負けだよ...アンタは,強いよ!ゴミ虫だなんて言ってすまなかったね!さぁ先に進みな!
【愚祖唾馬挲】なぁアンタ!アンタに頼みがあるんだが良いか?
【錏颸娜蘤蜘蛛】ん?なんだい?
【愚祖唾馬挲】俺の仲間になってくれないか?
【錏颸娜蘤蜘蛛】えっ?敵のアタイに仲間になれって?おかしなやつだね!
【愚祖唾馬挲】敵だからこそ...拳を交わしたからこそ仲間になって欲しいんだ!
【錏颸娜蘤蜘蛛】ふっ...まぁ天界に戻ってもアタイの居場所は無いからまぁアンタの仲間になっても良いかもしれないね!
【愚祖唾馬挲】じゃあ!
【錏颸娜蘤蜘蛛】良いよ!アンタの仲間になってあげるよ!これからよろしくね!唾馬挲!
【愚祖唾馬挲】ありがとう!錏颸娜蘤蜘蛛!
【錏颸娜蘤蜘蛛】フルネームで呼ばないでくれよ!錏颸娜蘤って呼んでくれよな!
【愚祖唾馬挲】わかった!錏颸娜蘤!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます