となりは君に居て欲しい【プロローグ】

母さん…私は思った以上に意地悪なのかもしれない。


こんばんわ

百万年に一人のイケメンこと神川凛です。

今日は娘の彼ぴっぴが挨拶に来た…ってか

来させてしまった。



「何をやってるんだ俺は…」


分かってる…これは俺のわがままだ。

もっともらしい理由を並べただけのワガママ。



「秋兎君が大丈夫なことくらい分かってるさ」


俺は今日に限って酔えないなと舞が寝た後に晩酌を

していた。



「…なぁ母さん…俺は間違っているだろうか?」


俺がそんなことを呟くと壁に掛けていた写真が落ちた



「…びっくりした」


俺は画鋲を壁に差しなおしもう一度

写真を引っ掻ける



「……そう言えば前にもこんなこと…」



俺は柄にもなく昔を思い起こしてみた。

そう…これは俺と母さんの話し…

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