となりの席の変態さん

文化祭の出し物を決めよう！

のんびりとした休み時間…では無い！

文化祭の出し物を決める大切な時間

昨日の夜頑張って考えてきた俺に

今日も今日とてとなりの席の

神川さんは話し掛けてきた。

「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞？」

「何にするか決めた？」

「お化け屋敷とかどうかな？」

「ベタベタね！」

「悪いか！」

「悪くはないわよ？」

「そ、そうだろ？」

「悪くないからこそベタに成ったわけだしね！」

「た、確かに！」

「しかし…お化け屋敷って素敵な意見ね」

「そうか」

照れるな…

「だって…」

「ん？」

「驚いたのを口実にくっつき放題だし手を回りの眼を気にせず繋げるし…」

「お、割りとまともな」

「あと、お化け役同士で息を圧し殺して…スケベ出来て素敵よね？」

「漫画の読みすぎだ！」

「漫画の読みすぎは今の世の中的には悪口とかにはならないわよ？」

「そうか？」

「だって、アニメや漫画を見るのと実際にやっちゃうのは全くの別問題だもの。」

「そりゃな。」

「アニメと現実を一緒にするなとか言ってる人達の方が余程アニメと現実を一緒にしてるわよ。」

「まぁ、一理ある。」

「でしょ？だからお化け役同士のスケベもあるわ！」

「アニメと現実を一緒にするな！」

そして、何やかんやあり

クラス一致でお化け屋敷になった。