工作

のんびりとした休み時間

今日も今日とて

となりの席の神川さんは話しかけてきた。




「ねぇ…秋兎くん」


「何だよ舞?」


「何かを作るって素敵よね?」


「工作とか楽しいよな!」


「それもそうなのだけど…」


「ん?」


「色んな人がイジりながら(アイデア)出したりして出来た結晶ってのが素敵よね?」



「無理やり来たな!?」


「男女問わず沢山集まって出し合うのよ?」


「アイデアって言えよ!?」


「いっぱい出せばイイってもんじゃないってのが深いわよね!」



「お前は浅はかだがな!」


「酷いわ秋兎くん…もっとちょうらい!」ゾクッ


「やるかバカ!」


「直球の罵倒ッッ!」ゾクッゾクッ!


ダメだこいつ…早くなんとかしないと…



「って訳で明日喫茶店のメニュー考えるの協力してね?」



「どうゆうことだってばよ!?」


「罵倒のお礼?」


「メニュー決めがなぜお礼になる!?」


「迷惑?」


「いや、そうじゃないが…」


「なら、決まりね!」


「計られた!」


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