創造と破壊と創造的破壊

雨が降っていた

そう言うとこの文章には雨が降る


地震がおきた

そう言うとこの文章には地震がくる


君が死んだ

そう言うと書き手の想起する君が死ぬ


私は死んだ……

しかし、書き手が死ぬことはない


なぜか?


私はこの文章を遥か遠くから紡ぎ出す

大きな存在だからだ


文章は私を『神』と呼ぶかもしれない



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