もしも、違う自分になれるとしたら、、、

アシカ@一般学生

はじめに

もしも、自分が、、、


 なんでも願いを叶えてくれる青い猫型ロボットの道具の中にこんなものがある。

 一見どこにでもある普通の公衆電話に見せかけた電話ボックスの受話器に向かって「もしも、、、」と自分の理想の世界を言うだけでそれが叶ってしまうそんな活気的なアイテムが存在する。

 今後、そんなアイテムは我々が作れないことは確かである。もしかしたら、仮想世界の中でなら作れるかもしれないが。

 でも誰でも一度は考えたことがあるだろう。

「もしも、私が大金持ちだったら。」

「もしも、私が空を飛べるのなら。」


 私は平凡でどこにでもいる一般的な人間だ。

 特別頭が良いというわけでもなく、特別顔が良いというわけでもない。

 本当にどこにでもいる模範人間だ。

 そんな私でも「もしも自分が」と考えたことがいくらでもある。

 もしも私が今の私じゃなくてもっと違う人間だったらどんな生活を送っているのだろうかと。

 朝目が覚めたとき、自分のアイデンティティが何か一つ無くなっていたとしたら、自分の周りの環境が変わっていたとしたら、自分はどうするのだろうか。

 遠回しに何度も何度も同じことを言っているように感じるがつまるところ、もしもと考えてしまうということは自分の人生になにかしら後悔や自分自身を嫌に感じているのではないだろうか。

 私もきっとそう思っているに違いない。

 そこで私は考えた。

 こう見えて作家志望である私が、作家に成るがゆえに想像の世界で自分が別人になってしまおうと。この拙い頭、想像力のかけらもない頭で「もし自分が、、、」と書いて行こうと思う。

 短編集みたいな感じになる予定だが、あくまで予定だ。

 書いてしまおうと言っているのにも関わらず、この先一文字も書けていないし、どのように書くかも全く決まっていない。ひどい話だ。

 しかし、ここで宣言しよう。

 あくまでWebで投稿するにあたって、人目に付くことは何より難しい。そこで私は「自分が何とかに成る」と言うシリーズ、(あくまで自称だが)を毎日書いていこうと。

 作家志望者は、日本においても多くいる。私は、彼らに対して私の小説の方が面白いなんて自画自賛しているほど自分の実力に自惚れてなんかいない。こんなことを書くと、皮肉だとか批判しているとか思われそうだが、私の過去の小説を見てほしい、これは事実だ。実際、彼らは凄いと思う。自分の夢に向かって毎日、何千字と書いていることが。

 私なんて、毎日小説や映画、アニメ見て、「ああ小説書かないと」って思っているだけで毎日終えてしまう。実に堕落している人間だ。

 そこで、私も毎日小説を書いてやる。

 もしかしたら、200文字くらいで終えてしまうかもしれないし、いっても1000字程しか書けないかもしれない。しかし、私は世に出ている作家のように天才ではないので、質より量を書いていこうと思っている。毎日投稿することで、もしかしたら自分の作家志望の夢に何かしら近づけるのではないかと。こうやって見ると、私は作家には向いていないかもしれない、なんて。

 あらかじめ言っておこう、恐らくきっと起承転結もない話が多くなってしまう可能性があるがそこは、優しい目で見守って欲しい。あくまで毎日書くことを目標にする。

 こんなことを言っているにも関わらず、明日さっそく小説を投稿出来なかったりして。怠惰だ。

 とりあえず一週間、この生活を頑張ろうと思う。

 こんな自堕落な私でも応援していただけると幸いです。


「もしも、自堕落な生活をしている作家志望の人間が毎日小説を書いたらどうなるのか」


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