異界調整官3 ~官僚、戦争回避に奔走す
水乃流
登場人物紹介とこれまでのお話
■登場人物紹介
【阿佐見 桜】
本作の主人公、文部科学省から異界へ調整官として派遣される。異界との文化ギャップに戸惑いながらも、日本とヴェルセン王国の交流を進める。本人は裏方のつもりなのだが、なぜかトラブルに巻き込まれる。
古代竜から“竜の護り”をもらったり、王国から
【ヴァレリーズ・オールト】
ヴェルセン王国側の調整官。オールト子爵家次男、四相六位の魔法使い。亡くなった妻との間に愛娘エイメリオがいる。日本の知識に触れることで、魔法を進化させつつある。
【迫田 和将】
元外交官で外務省から異界へ出向した(のちに総務省異界局に異動)。とある事件で吸血鬼化する。外交官としてのスキル、吸血鬼の能力を使って、桜を助ける。
【音川 詩】
国土交通省からの出向組。のちに蓬莱村の村長となる。
【上岡 雄一】
陸上自衛隊一等陸佐。蓬莱村の保安担当。
【田山 昇】
陸上自衛隊三等陸佐。自衛隊派遣部隊のNo.2。好青年ながら、空気が読めないこともある。
【日野 美奈】
陸上自衛隊二等陸尉。自衛隊版パワードスーツ<ハーキュリーズ>装着者。のちに除隊。
【ルート】
機械生命体。<ホール3>から<ホール1>世界へと落下、長年にわたって活動休止状態にあったが、桜たちとの遭遇によって復活。以後、日本人たちと行動を共にする。
【ニブラム】
吟遊詩人。その正体は……。
【ヘルスタット・アルクーラ】
第二十七代ヴェルセン王国国王。
【カイル・アルクーラ】
ヴェルセン王国第二王子。日本へと留学する。
【エルファ・サリフ】
ファシャール帝国初代皇帝。女好き。
【エバ・サリフ】
ファシャール帝国皇后。実質的に帝国を動かしているのはこの人。
■これまでのお話
【異界調整官】
突如として現れた”
平和になったかと思われた王国で、叛乱が発生。巻き込まれた桜たちは、首謀者を操っていた“黒い影”を討伐。その功により
【異界調整官2】
ヴェルセン王国とファシャール帝国の間に、緊張が高まる。桜たちは戦争回避のため帝国に向かい、原因が南方海域から動かない大海蛇であることを知る。大海蛇の対策を検討していた矢先、桜たちを乗せた日本の護衛艦が、大海蛇に襲われ難破、とある島へ辿り着く。
その島で桜は大海蛇の卵と異なる世界から落ちてきた機械生命体ルートと出会う。卵を孵化させたことで大海蛇の脅威は去ったが、直後、ファシャール帝国で内乱が起きる。内乱に巻き込まれた桜たちだったが、ルートの活躍などもあり内乱を鎮めることに成功した。
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