第191話 私の創作論・初心者はコンテストに参加するな,しないこと
コンテストやコンペには必ず評価をする人がいます。
入賞者はその評価者の目にかなうか、ですがその為に、対策をして小説を書くのは愚の骨頂です。
あなたが書いたものを呼んでくれる人が一人でもふたりでもいれば続ける価値はあります。京都アニ放火犯の事件のきっかけは、コンテストに落選したのも要因でした。
わが国のかつてのノーベル文学賞受賞者はドナルド・キーン氏の推薦だったことが情報公開で分かっています。大江健三郎氏まではドナルド・キーン氏は生存していました。
村上春樹氏が何度も名前が挙がりますが、受賞に至らないのは、現在の日本文学推薦者が彼を挙げてないからだと思います。
西脇順三郎氏が受賞出来なかったのはドナルド・キーン氏が推薦しなかったことも判明しています。
たくさん読まれるから、優れた小説とは限りません。大学でロシア語の先生は、優れた文学は優れた人が評価すると話していました。
創作に取り組んでいる人は、たくさん優れた文学を読むことです。優れた文学とは何十年、何百年も色褪せず読まれている文学だといわれます。
わが国は源氏物語や万葉集があります。外国文学はたくさんあります。学校で古典や漢文を習う意味が分からない人は文学に向かないと思います。私は漢文は得意関係でした。
ぶっちゃけ大学入試でコレで他の受験生と差がついたと。
ある映画評論家は言ってました。とにかくお金を使って、たくさん映画を見ること。クソ映画も見るそうです。
コスパを言う人は絶対に成功しません。お金を捨てても映画を見た人が有名映画監督になっています。ガイナックスの山賀博之氏は同じ映画は10回観たそうです。それがエヴァンゲリオンを生んだのです。
コンテストに一喜一憂せず、たくさん文学集を読みましょう。
コスパ論は最悪です。大成しないことだけは私が保証します(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます