第109話 クロアチア
実は、私はクロアチアに行ったことがある。
クロアチアは、旧ユーゴスラビアが分裂して出来た国である。クロアチアとイタリアの間にスロベニアがあり、スキーなどの競技が強い。ユーゴスラビア時代にサラエボ冬季五輪を開催したこともあるからだ。
首都は内陸部のザグレブで、飛行場はこれまた郊外にあり、ルフトハンザでフランクフルトを経由して降り立った。スラブ語圏のくせにキリル文字を使わないから、アルファベットにヒゲのある文字だらけでサッパリわからない。地元の人は当時(1990年代)は英語がサッパリ通じず、ドイツ語が通じたので何とか乗り切った。
ザグレブから、アドリア海に面したリエカまで電車で半日。内戦で破壊された建物が所々に見えた。
クロアチアはユーゴスラビアの海岸部を丸々領土にしたので、長細くアドリア海に面している。アドリア海沿岸の町並みはイタリア風の瓦でとても綺麗で、ドイツ語圏から保養に来る人が多かった。だからドイツ語が通じたのである。
リエカは三浦知良がこの街のクラブに属していたが、彼がリエカに来る前の訪問だったので、日本人はまだ珍しい存在だった。
ちなみにリエカは川崎市と姉妹都市である。リエカとは「川」の意味でロシア語などを習っていれば分かると思う。川崎市とは、川つながりだったがもしれない。
リエカからイタリアのベネチアまでバスと電車で半日くらいだっただろうか。
食べ物は、魚などの料理も多く、タコのサラダが出てきて、日本人の胃にはやさしいと思う。世界遺産のドブロヴニクまではフェリーで時間がかかると言われたので断念した。
当時は高そうなリゾートホテルでも1泊3000円でビックリのお値段だったが、まだ渡航自粛の開けたばっかりでした。今の観光客料金は分かりません。
結論から言えば、クロアチアは観光地だということです。
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