第21話 傍観を続けるマスコミ

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220711-OYT1T50398/

 安倍さんの話題の続きだ。奈良県警に要人保護の怠慢を責める苦情電話が殺到したらしい。


 もちろん、要人暗殺を許すような警備体制は最悪である。内外での国家の威信が廃る、模倣犯を生む、国民暴動のきっかけを与えるなどなど。決して、本人の生命だけでは済まされないような治安の懸念材料を生むことになるのだから。日本への不信感を持たれることなどは重大な損害だ。


 この点について力説したメディアがいなかったのもどうかと思うし、また、報道の姿勢に問題があったとも思う。このような電話、いわゆる電凸行為は、1種の意思表明にはなるのだろうが、対応に負われた職員の精神を蝕んだり、職務が増加し、対応すべき事案への取り掛かりが疎かになったり、そして何より、増員などが実施された場合には国民の税金を無駄に使うことになる。


 この点を明確に指摘し、電凸行為を許さないという態度を示さないで謝罪する刑事部長の写真を示すこの記事はどうかと思う。この記事が電凸行為を加速させる可能性も十分にある。


(本文終わり)

……このように電凸を非難する記事は以前耳にしている。とりあえず、既出の記事をコピーして適用することは自分にはできるようになったらしい。

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