第18話 監視社会への誤解?

https://news.yahoo.co.jp/articles/215f9b2b5b940d99cb55e953d6a579ff7a3b7bff

 前途ある若き中国人留学生が本国の司令で諜報行為を行ったらしい。

 だが、このとき中国が行った強制についてややデフォルメ、解釈違いが起こっているような気がしてならない。

 監視社会では、自由社会よりも行動に制約が加えられることはみなさん知っているだろう。ソ連だったらスターリン、ナチスだったらヒットラー。彼らを非難したら粛清されるという話など。しかしこのとき、民衆はそれに不満を持つのだろうか? 単に、ヒットラーのことを日常生活で口に出さなければいい、それだけのことなのである。意識高い奴でなければまず話すこともない。そのダブルスタンダードみたいなものは複雑なので述べるのはこれだけにしておくが。


 もしかしたら、青年がスパイ行為を強制されたことは、私達にとって上司の仕事の失敗の取り繕いをするようなものではないのか、そう思える。めんどくさいが、やるしかない、という。

 まあ、軽々しく述べてはいけないのだろうが……。

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