生活
宇宙コロニー
剣『では、みんな大好き宇宙コロニーについて説明しましょう!』
チ「そんなに好きな人は居ないとおもうんだにゃあ」
剣『では宇宙コロニーの説明をしますと、この世界では『オニール型コロニー』に近い形をしていますが、ここに作者のオリジナル要素を足しております』
チ「一応は改良してるんだにゃあ」
剣『オニール型コロニーと言うのはわかりやすく言えば宇宙世紀コロニーのことで、円筒型の巨大コロニーです。ただ、リガルティアのコロニーはこのオニール型コロニーを包む円筒もあります』
チ「??? どうしてそんな真似をするんだにゃあ」
剣『まず第一に、このタイプに限らずコロニーは隕石に弱い。宇宙は浮遊している5cmぐらいのボルトですら、何万キロという速度で動いておりますので、鉄板はよほどの厚さが無いと貫かれてしまいます』
チ「頑丈さが求められるんだにゃあ!」
剣『そのため、円筒を二重にすることで防御力を高めます』
チ「これで安心だにゃあ!」
剣『また、コロニー内への採光のための鏡も守るために円筒の入り口を分厚い氷でふさぎます』
チ「……氷?」
剣『そう氷。氷で塞ぐんだけど、この氷は透明度が非常に高く、光をほぼ素通りさせます』
チ「どうしてだにゃあ? 強化ガラスの方が安全な気がするにゃあ」
剣『まず、第一にそれだと、隕石には通用しないのが一つ。そしてもう一つは修復のしやすさが関係している』
チ「どうして修復しやすいんだにゃあ?」
剣『宇宙空間は真空で不純物が無いんだ。水を吹きかけるだけであっさり氷になる。水の純度や氷にする過程にはそれなりに技術が必要なんだけど、宇宙空間で作業する
チ「なるほどにゃあ」
剣『そして、最後に作者のアレンジとして、このコロニーを隙間なく束ねております!』
チ「最後に凄いアレンジが来たにゃあ!」
剣『こうすることでコロニー同士の行き来がしやすくなるのが一つと、このやり方だと少しずつコロニーを大きく出来るんだ。それにコロニーが老朽化しても、住民の移住が簡単というのもある』
チ「便利だにゃあ!」
剣『そして、最後にこのコロニーの周りを資源を取りつくした後の小惑星の土で覆います。これで余程の隕石が当たらない限り、壊れることの無い頑丈なコロニーが出来上がります!』
チ「安全に住めるコロニーだにゃあ!」
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