第16話 異世界の怪異駅について考えるスレ14


651:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします




652:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


なにが起きてるんだ?



653:金髪お化け


あ、見たい?

ちょっと待ってねー



654:神殿が実家なオッサンです


どけよ、このババァ!


ガッ!


パシャっ!パシャパシャっ!



655:金髪お化け


うーん、、ちょっとぶれるなぁ



656:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


>>654

殴る音とシャッター音か?



657:金髪お化け


そうそう

つ【雪のように白い髪の青年らしき後ろ姿の画像。少しぶれている】


つ【上記の青年を横から撮った画像。紅い瞳も宝石のように美しい。肌も白く薄幸の美少年から青年の間といった年齢に見える】


つ【青年の足元には、ワンピの母親の霊が倒れており足蹴にされていた。

青年の手には、母親が持っていたらしい鉈が握られている】



658:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


え、だれ?



659:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


なんだこのイケメン



660:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


唐突の死者蹴りに戸惑ってるんだが



661:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


神殿さんはどこいった?



662:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


>>661

さすがに、モザイクかかるだろ

挽き肉になったっぽいし



663:真相知りたいマン


たぶん、流からしてこの白い人が神殿さんなんだと思う

でも、そうなると死んだ状態から復活したことになる



664:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


神殿さんは多重人格者だったってことかな?

でも、外見自体が変わってるから、普通の多重人格とは違う気がするけど



665:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


挽き肉から生き返るなんてことあるのか?



666:金髪お化け


うーん、そうだなぁ秘密を教えても良いけど

秘密は秘匿されなければいけないから、誰かに話した時点で君らには、その秘密を知った人たちは、不慮の事故死が約束されることになるけど

それでも、知りたい?



667:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


なんだそれ?



668:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


興味はある



669:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


おいおい、冗談はよせよ

そんな祟りみたいなこと起こせるわけ



670:金髪お化け


それくらい、彼の秘密、その答えを教えるってのは大事なことなんだ

ましてや、ネットの世界だとあっという間に拡散されるから

誰かの秘密を知って、拡散させて死にたい人と誓いを守れる人には教えるけど

例外として、自分で考えて正解にたどり着いた場合は死ぬことはないから



671:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


好奇心が殺すのは猫だけにしてほしい



672:神殿が実家なオッサンです


頭かち割られたのは、久々すぎてキツかった

同じ目に合わせてやんよ



673:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


ちょ、ちょっと待ってて神殿さん!

悪い人はほかにいる!



674:金髪お化け


罪を憎んで人を憎まずってのはよく聞く言葉だけど偽善だよね、ほんと

それと、幽霊を殺しても罪にはならないってのはほんとだよ

殺すって言葉が正しいのかはわからないけど

ただ、彼には、無双状態とも言うべき今の彼にはそれこそ、旧時代の神ですら殺せちゃったりするし


そんな彼の、シンの正体、知りたい?



675:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


これ、あかんやつや



676:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


あきらかにヤバイ



677:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


要するに、誰にも言わなければいいんだよな?



678:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


モヤモヤすんの嫌だからスッキリしたい



679:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


俺みたいなクズが死んだところで世界がどうかわるわけでもないからな

そんなのリスクにもならない



680:神殿が実家なオッサンです


がごぎんっ!ベチッ!ぶちちちっ!


おら、どうだよ?

死んだ後にも死ぬ感覚は?



681:金髪お化け


すごいなぁ、首にも骨や筋肉があるからあんなに綺麗にはねるなんて出来ないのに

やっぱり異界補正でもかかってんのかな?



682:金髪お化け


モザイクかけたよ


つ【モザイクのかかったマネキンの頭らしき画像】


やっぱり、この世界だと実体化してたのか

うーん

あ、ちょっと、シン君それ以上やると調査ができなくなるって、あーあーチリにしちゃった



683:神殿が実家なオッサンです


面白いことになるとは思ってたが期待はずれだったよ

あの異世界の魔物も意味深なこと言ってたわりには、そこまでじゃなかったし

で、頭をかちわられて脳味噌と一緒に挽き肉の末路だ

おい、悪魔もうこんなことに俺を呼ぶんじゃねーぞ!!



684:金髪お化け


ごめんごめん

次はもう少し面白いのをもってくるから



685:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


塵にしたって、この世の者じゃない存在を消したってこと、だよな?



686:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


でも、そもそも存在していないも同じだから

これは、起こってるけど起こっていないことになるわけで



687:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


細かいことは良いんだよ!

その神殿さん?シンさん?無双さん、どれでもいいからとにかく聞かせろ!



688:神殿が実家なオッサンです


なんだこれ?

文字が流れていってる

あ、これが掲示板ってやつか



689:金髪お化け


おや、珍しい中から見てたのかな?

っと、そうだった君のことを紹介しなきゃだった

この子はシンって言って、旧時代、いわば神話時代の死神の欠片だよ

それもオリジナル



690:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


は?



691:金髪お化け


まぁ、順をおって説明すると

神殿は人造人間なんだよ非合法なやり方で産み落とされた存在

彼を造ったのは処刑された錬金術士でね

賢者の石を作ろうとしていた過程で、彼は産み出された

どうしてその研究が、この答えに行き着いたのかは不明だけど、神の欠片を人間に入れて、人工的な神性存在を作ろうとしてたらしい

それがよりにもよって死神だった

死を振り撒くか、命を刈り取る存在である彼ーーシンは神殿のなかにある別人格ってわけ

ボクが彼、いや彼らを保護したのは、彼らが生まれたばかりの頃だ

最初は殺処分されることになっていたんだけど、それを捜査局の監視下におくことにしたんだ

その辺はまぁ大人の事情ってやつ



692:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


わりとどこにでもあるんだな

そういう話



693:金髪お化け


驚きが少ないことを見ると

あの黒歴史の島のことを知ってる子が結構いるのかな?

まぁ、いいや

神殿は人間だけど、シンは死神だ

人格の交代はそのまま肉体の交代、変身とも言えるけど

まぁ、そういうわけで外見が変わってしまうってわけ

主人格は神殿なんだけどね

チート体質ってのは、パニックにならないってのもそうだけど

ようはこう言うことってわけ

今は、欠片ってこともあって本来の力は出せないみたいだけど

死をさらに殺せる存在ってことは理解できたと思う



694:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


基本、人格の交替は神殿が死なないと出来ないとかか?



695:金髪お化け


>>694

いや、そういうわけでもないんだ

ただ、彼はボクのことが嫌いでね

あと、ずっと体を使ってると疲れるらしいから基本は出てこないし

神殿はシンの存在を知らない

記憶をシンが改竄してしまうんだ理由は聞いても教えてくれなかった


で、今回みたいに神殿の体が壊れた場合、彼が出てくると元に戻るおまけ付きだったりする



696:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


なるほど、死神は死そのものだったりする

死というカテゴリーの中でなら彼は最高位なわけで

下位の存在は、死そのものであるシンを殺せない殺すことができないってことなのかな?

シンは死を殺すことはできるけど



697:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


とりあえず、130は無事に保護されたみたいだし

一先ずは終わったってことで良いのかな?



698:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


メアリーと伯爵のこと忘れてるだろ



699:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


あ、そうだった黒幕がいるんだった



700:金髪お化け


ここからは捜査局の方で本気を出すから、詳しい内容は言えないと思う

でも、落ち着いたら報告スレを神殿と立てにくるから

あとは、それを見てもらえたらなとは思う





これ以降、このスレで神殿と金髪お化けが書き込むことはなく。

雑談でスレは締められたのだった。

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