第10話 異世界の怪異駅について考えるスレ8

351:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


動機は恨みとかだろ?

だれかそんな鑑定してたし



352:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


恨みや憎しみだとして、特徴というかなんで狙われてるのが十代なんだ?

学生だけを狙ってんのか?



353:真相知りたいマン


>>352

たしかに、学生が多い印象だけど

中には働いてる子もいるみたいだし



354:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


ミッシングリンク的なものがあるとは思うけど

いまある手懸かりじゃ何とも言えないよな



355:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


ここはオタク的考えで行こう



356:金髪お化け


>>355

と、言うと?



357:355


>>356

簡単な話だよ

話を作ってみるんだ

いや、作るってのとはちょっと違うな

この掲示板にいるやつは、転生か転移したやつらがほとんどだ

で、オタクとまではいかなくても、異世界転移、異世界転生するやつの基本は二次元に対する理解があるやつが多いって裏基準がある


たとえば、漫画が好き、アニメが好き、小説が好き、ゲームが好き、舞台が好き、ミュージカルが好き、特撮が好きとかな

ジャンルは問わず、広く浅くか広く深くかの違いはあっても、このほぼ全てに共通することは物語、話の流れがあるってことだ

二次元好きはいろんな物語に触れているから、先読みが得意なことがある

王道な展開、トリッキーな展開、それに対する予測が立てられるんだ



358:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


そうなの?



359:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


うーん、いちいち考えずに読んでたからなぁ



360:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


そんなこと考えてなかった



361:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


>>359

>>360

本当にそうか?



362:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします




363:355


たとえば、物語の内容が異世界転移、転生の場合、頻度が高く出てくるものは?



364:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


え、トラック?



365:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


トラック、というか交通事故と女神様?



366:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


魔方陣?



367:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


イジメられっ子?



368:355


からの、その後の流れ!



369:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


えっと、ハーレム

亜人の奴隷保護からのハーレム!



370:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


主人公が女の場合は逆ハーレム



371:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


主人公追放



372:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


追放からの成り上がり



373:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


主人公ツエー展開からのチョロインからの勝ち組人生



374:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


あー、たしかに

異世界転移、転生だけで流れは決まってるようなもんだもんな



375:355


>>374

そういうこと

いま提示されてる手懸かりから物語を組み上げる

ただ、あくまで作り話ってことを忘れちゃいけない



376:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


いま提示されてる情報を整理してみよう

他の板の説はとりあえず無視して

この板で出た情報を纏めよう



377:まとめ班


【事件の概要】

●被害者は気づくと電車に乗っている

●【いふやさか駅】で電車は止まる

●そこで幽霊、もしくはメアリーか伯爵によって殺害されている可能性がある


【被害者の共通点】

●全員十代

●麻薬使用の痕跡あり


【殺され方】

●全身を強く打っての死亡か、手足を引きちぎっての自殺とされている


【動機】

●恨み、憎しみ


こんな感じか?



378:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


いろんな説や憶測を削ぎ落とすとかなりシンプルだな



379:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


物語的に考えるなら動機からだよな



380:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


恨み、憎しみの鑑定結果が出てるから

これをベースに考えるとすると、やっぱり復讐ってのがしっくりくる



381:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


復讐か



382:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


つまりは誰かに仕返しをしたい、と



383:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


復讐を決意する流れってどんなのがあるかな?



384:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


酷いイジメを受けたとか



385:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


恋人やパートナーを寝とられたとか?



386:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


恋人や家族が理不尽な理由で殺されたりとか、死に至ったとか

物語で時おり見るのは緊急避難ネタだけど



387:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


>>386

緊急避難ネタ?

それってどういうの?



388:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


>>386

カルネアデスの板、だな



389:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


カルネアデスの板?

なにそれ?



390:386


ミステリ、とくに法廷モノで出てくるネタなんですけど

【カルネアデスの舟板】とも言います

もとの世界だと、古代の哲学者カルネアデスと言う人が出したとされている問題です

寓話ですね



391:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


一隻の船が難破して、乗組員全員が海に投げ出される

とある乗組員の男が命からがら、壊れた船の板切れにすがりつく

するとそこへもう一人、同じ板につかまろうとする乗組員が現れるわけだ


でも、二人がつかまれば板が沈んでしまうと考えた男は、後から来た者を突き飛ばして死なせてしまう

その後、なんとか助けだされた男は殺人の罪で裁判にかけられるんだが、この場合は罪に問うことが出来るのか?

っていう話だよ



392:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


なるほど



293:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


その場合は仕方ないんじゃない?

どちらか一方しか助からない状態でやむおえずってことになるし



394:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


でも、その死んだ人がそれこそ最愛の恋人だったりしたら悲惨だぞ

仕方ないとはいえ、死に至らしめた人を恨んで憎んでも仕方ないし



395:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


そんな特殊な事例じゃなくても、どこで他人に恨みを買うか、なんてわからないしな



396:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


からかい、イジメもそうだよな

やった方は忘れてるけど、やられた方は一生忘れないもんだよ



397:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


>>396

あー、あるある



398:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


子供の頃されたことを持ち出すと、いつまでもシツコイって言われるんだよなぁ

しつこく憎まれることしたって自覚がないの

悪気が無いって言うべきかな?



399:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


悪気が無いのが一番タチ悪いけどな



400:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします


家では子供にとって良い母、良い父だとしても外では殺してやりたいほど憎まれてる極悪人ってこともあるしな


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