第50話 1人歌
ボリューム上げて聞いてる
懐かしい曲
何も考えたくない そんな夜
さっきまで話していた事も
忘れて
何をしだすかわからないほど
自分が見えなくて
笑えなくて 涙も出なくて
人のことを考えるヒマや
余裕もない
このまま走り続けても
どこにも辿り着けないのに
歯止めがきかない
変わる事もできない
何かに向かって 叫び続けている
哀れな自分が
ただ 思い出の中
1人歌ってる
繰り返すことのない
過ちを責めずに
スポットライト浴びた 笑顔も
つくろえない もっときまぐれな
明日が見たい
閉ざして孤独を選ぶのは
簡単だと誰かが言った
1人じゃ 強くも
優しくもなれないよ
何かに向かって 叫び続けている
哀れな自分が
ただ 理想郷の果て
力尽きるまで
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます