三星戦争ーテラ・ウォーズー
司書係
舞台設定
・冥王星国家「プルート帝国」
冥王星を主星とする専制君主国家。銀河暦256年、つまり50年ほど前に木星の虜囚ハデス・プルートーが仲間を連れて脱走して建国した。
冥王星と海王星、それに接続する宙域を領域としており、259年にそれを守るための軍制(宇宙軍、憲兵隊)を確立している。太陽系外の外宇宙から素材を集めていると言われている。
・プルート帝国宇宙軍
宇宙艦隊司令長官が軍令を、軍政部総長が軍政を監督する。その他憲兵隊を含めた軍部の最上位者として軍事長官。
司令長官と総長の「両総督」の2人のみが宇宙軍大将であり、それ以下は中将が10人もいないなど、かなり若い軍になる。
構成員の養成組織に予科練学校があり、碧の15個上の世代から始まっている。搭乗員課程、士官課程、整備員課程、運用員課程などに分かれる。
総勢20万人規模、艦艇総数は310隻、全6個艦隊。
・木星国家「ジュピター資源採掘共同体」
木星を主星とする共産主義国家。元は地球市民たちが中心となって植民した「木星植民市」が母体で、銀河暦100年から10年あまりの抗争を経て独立に至る。
木星の他、土星や天王星を領域とする。火星との間にアステロイドベルトがあって天然の防壁としており、豊富な資源に物を言わせて地球政府と拮抗に持ち込んでいる。
それとは別に共産主義に対する不満を持つ層が一定数おり、冥王星方面に逃げたり、アステロイドベルトなどに潜んでレジスタンス活動を行っている模様。
・ジュピター連帯宇宙軍
宇宙軍総司令官が各艦隊司令長官を監督し、軍令を掌る。連帯宇宙軍「軍事コミッサール」が軍政を掌るが、総司令官に優越する上位者でもある。
また軍事コミッサールは統合書記委員会の書記の1人であるため、政治的に強い権限を有する。このことから、軍令に対して軍政は絶対的な優位の権力を有し、歪な構造となっている。
総勢100万人規模、艦艇総数は1000隻以上、全20個艦隊。
・地球国家「ガイア共和国連邦」
地球を主星とする民主主義国家。人類の母星・地球から太陽系の各星々に散らばって行った人類。彼らの内の一番多くが属する国家である。
地球の他、火星や水星、金星を領域として保有しており、人口と経済力で最大の国家とされる。具体的には単純な国力比は木星国家に4倍以上する。
他星政府で布かれる政体である共産主義や専制君主制に共感する国民が少なからぬ数おり、各
・ガイア共和国宇宙軍
宇宙軍作戦部長が軍令を、海軍省の長官が軍政を掌り、両ポストは指揮系統上位の国防長官ではなく、国民に隷属することが義務付けられる。
太陽系最大最強の軍隊であり、木星独立前後には戦争のためにかき集めた「
総勢300万人規模、艦艇総数は2000隻以上、全35個艦隊。
3国間の戦力比は艦艇数から見て冥王星:木星:地球=1:3:6、
国力比にして冥王星:木星:地球=0.5:2.5:7、という数字が挙げられるが、資源の力が無いのなら木星と地球には1:10程度にもなる差があるとも言われる。
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