第21話 力強い
君の顔が好き
鼻筋がスーって通って
ギリシャ彫刻みたいだよ
君の顔が好き
唇は柔らかく甘くピンク色
君の顔が好き
少し憂い帯びてるその瞳
眩しいくらいキラキラして
僕はいつだってときめいてる
君の顔が好き
頰が優しく緩むんだ
僕を見つけると
少し赤くなるの知ってる
君が好き
君が大好きだ
君は僕のどこが好き?
教えて欲しいけど……
無いなんて言われたら
悲しいなぁ
こんな気持ち
ノートに書いているって
知られたら
きっと笑うな
絶対笑う!
背中に少しの衝撃痛
耳元に柔からかな感触
抱き締められる瞬間
君をもっと好きになる
「俺はお前だから好きになったよ
お前の全部は俺のもの
そのノートも俺のもの」
駄目だ!ノートは僕のもの!
抱き締める力……半端ないから!
強い 強い! 力強いって!
今までもこれからも……
ずっとずっと
大好きだよ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます