うら若き青年たちよ ーウクライナの少女への懺悔・番外編ー

一盃口

本文

https://mobile.twitter.com/ukrainenowwar/status/1524053399884468225

読めますでしょうか? 2004年生まれのロシア兵がウクライナの捕虜になったようです。

 つまり、ロシアは未成年を徴兵している、その兵士は戦地に投入されている、ということです。

 そして、1人の捕虜の周りには、5人の英霊と、50人の今生きている兵士がいることでしょう。


 今、18歳か、17歳。大学で僕の隣にいる希望に満ちた同級生たちの生まれた年。それとも、これから塗炭の受験の道を歩み始める高校生3年生、私達のかわいい後輩たちの生まれた年。

 「それが当たり前のように」まあ、かつての日本も学徒出陣しましたし。

 でも、もちろんそれは戦争の常識で、平和の非常識です。ウクライナにゲリラがいたなら、きっと彼らもそのような齢。


 自分はもう、ガキじゃないんですね。


「親は刄をにぎらせて

人を殺せと教へしや、

人を殺して死ねよとて

廿四までを育てしや」

(与謝野晶子『君死にたまうこと勿れ』)


 甘ったれているからこそ、私達はこの平和を何よりも愛している。


 (すまねえ扶桑のイーグルさん……。またパクった……。)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る