続・二日酔いのブランチ?


 ブランチは次のメニューです。


 『梅がゆ』、小さいお茶碗、130グラム。


 『ひじきご飯弁当』、お皿に盛り付けたもの。

 中身は、玉子焼き、ミートボール、煮物(しいたけ・にんじん)、ちくわ天、野菜のかき揚げ、ひじき煮、醤油風味ご飯。


 『具沢山のしじみ風味の卵のお味噌汁』、300mlなので2杯分。

 具材は大根、人参、里芋、ごぼう、油揚げ、で80グラム、半熟卵が1個。


 『麦茶』


 なかなかいいですよ♪


 ジョスリーヌ様が、

「じゃあ、男の方たちは11時にお願い、メイドたちを手伝いによこすわ♪」

「私たちは12時ということで、お願いね♪」


 なにがブランチですか!

 自分たちは、しっかりとお昼にするつもりのようです♪


「つかぬことをお聞きしますが、私たちも同じなのですか?」

 フレイヤさんが、聞いてきたのです。


「朝と同じ何てね、なにか別の物にしましょうね」

「よかった♪このごろ、ご主人様のお食事、楽しみで仕方ないのです♪」

  

 『ひじきご飯弁当』を『辛口チキンカツ弁当』に、276円ですから、『梅がゆ』は無し。

 『具沢山のしじみ風味の卵のお味噌汁』から『豚汁用ミックス野菜』を抜いた、『しじみ風味の卵のお味噌汁』

 『麦茶』も無しで351円……つまり5ランドと2セントなのですけど、これは私たち用、まあ、いいでしょう♪


「それより、いま10時20分ですよね、そろそろ男の方々の分を用意しなくては……」


 お味噌汁の具の野菜を茹で始めました。


「エマ様、手伝いに来ました」

 メイドさんが来たので、配膳の用意をお願いします。


 そろそろ11時になります。


「皆様、お集りです」


「じゃあ、まず、この『梅がゆ』を食べてもらっていてね、飲み物はこの『麦茶』ね」

「これ、携帯用のお茶でね、ティーバックというのよ、これをカップにいれて、お湯をいれて、チャプチャプするとお茶がでるのよ♪」

「2、3回は使えるから、のんだらチャプチャプね♪」


「食べ終わった方から、メインを出すわ♪」 


「エマ様、お2人ほど食べ終わられました」

「じゃあ、これをお願い」


 こんな調子で18人が食べ終わったのが、1時前……


 この後の二回戦は、いっぺんに出させていただきますね。


 そうそう、お酒を飲んでいないアンドレ君とマリアンヌ様は、『梅がゆ』ではなく『玉子がゆ』に変えておきました。


「あら、子供たちのものは変えてくれたのですね、たしかにこれは酸っぱい、二日酔いの後には良い食べ物ですが、飲んでいない者は意味がないわね」


「さあ、食べましょう♪」


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