【詩】めいどきっさ

「お帰りなさい、ご主人様」

可愛い声と可愛い洋服で出迎えるメイド

「お夕飯はどうしますか? 地獄のセットメニューがおすすめですよ」

「じゃ、それで」

「地獄セットメニュー、ひとつお願いしま~す」

厨房に甘い声で言った


出来上がった料理を早速いただく

美味い

美味すぎる

ダークな感じの見た目とは裏腹にとても美味しい


腹を満たし大満足な私は

席を立ち 店を出ようとするが扉が開かない

「ご主人様、もう帰れませんよ。ここは冥土喫茶なのですから」


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