第507日目 へたれ

日本一のヘタレ男と言えば、ジャ◯プの某魔法使いでしょう。


まぁ、彼はヘタレどころかやる男ですが、登場した当時は、うわっカスッ、と子供心に思ったものです。


が、その後の展開から分かるように、最強のヘタレ男として大魔王の魔法にすら対応してみせる、格好良い男へと進化しました。


このヘタレ、ニパターンの展開があります。


王道タイプ。悩み苦しみ時には逃げて、良き友、良き仲間、良きパートナー、そして理解ある師と巡り合い成長していくパターン。


何も成長していないタイプ。他責に他責を重ねて、全く成長せずにヘタレのまま終わるパターン。


大体このどちらか、もしくはハイブリッドですね。


一番成長物としてはやりやすいキャラクター……なんですが、問題が。


めっちゃイライラする。


某若返り続けると有名な漫画家先生が、目一杯嫌いなキャラクターを書いていてうんざりした、とは有名な話ですが、そうなんですイライラ感がハンパねぇっすよね。


ある意味での王道だけど作者の精神ポインツが危険で危ない諸刃のキャラクター、それがヘタレです。


こういうキャラクターも自由自在に書けるようになりたいものです。

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