8.「砂漠の花」シリーズ

 で、またここで「無国籍ファンタジー」に。

 ただ「砂漠の花」というだけあって、この「カナルサリ」という国は砂漠の国。

 そんで次の「銀朱の花」シリーズと同じ世界線。

 これは一貫した流れの、「幼いけど強い女王の物語」として面白かった。

 そう、まだ十代真ん中なのに、戦女神と言っていい強さと、カリスマと統治能力を持った女王。

 ただその座にあるということは両親が(T_T)

 で、当初婚約者が来たんだけど、そのひとが色々ある中で死んでしまった後、長い髪を切って~

 最終的には彼女の側にいてずっとがんばっていた従兄とくっつくと。


・青海流砂

・夢幻泡影

・流砂放浪

・砂塵乱舞


 これは四冊で起承転結になっているというか、その辺りきっちりまとまってる感。

 そんでやっぱりイラストがもの凄く合うんですな。


 まあ正直「シリーズ」というより、これはこれで一作とみた方がいいんで、短いけど。

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