「狂気 第一節、第二節」ラクシュミ・プラサド・デヴコタ(ネパール語)


 友よ、間違いなく俺は狂ってる!

 これが俺のやり方だ!

 

 音を見る!

 景色を聞く!

 匂いを食う!

 地獄から来たヤツと会う──

 誰もその存在を信じてないヤツだ。

 そいつのデカさは世界の誰も知らない。

 石が花に見える!

 水辺で水がつるつるになって、

 石は柔らかくて、

 月明かりの下で、

 天国の魔法使いが俺に笑いかけたら、

 緑豊かに、柔らかに、ぴかぴかに、

 静かな狂人みたいに立ち上がる、

 花みたいに──月の鳥の花みたいに!

 俺はヤツらの喋り方でヤツらに喋る、

 言葉だ、友よ!

 書かれてないし、印刷されてないし、話されてないもんは、

 理解できないし、聞こえない!

 ヤツらの言葉はガンジス側の岸のさざなみからやってきた!

 友よ! 波だ!

 友よ、間違いなく俺は狂ってる!

 これが俺のやり方だ!




 


 ***

 原典:http://kavitakosh.org/kk/पागल_/_लक्ष्मीप्रसाद_देवकोटा

 https://nplcg.blogspot.com/2016/03/Translation-In-English-Of-THE-LUNATIC-By-Laxmi-Prasad-Devkota.html?m=1

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