芸術を好きな気持ち

ヤッキムン

第1話

中2になる時、松山市から那覇市の中学に転校した。中1の時に通ってたのは、松山城のすぐ近くの中学で、入学式には、めっちゃ桜のきれいな良き中学だった。

那覇の家は、港にめっちゃ近く、見晴らし良い。女の子っぽい自分は、家で1人になったら、速攻で三面鏡をひらいて、はだかになって、えっちな格好をして、それを自分で見ていた。

那覇の開放感ある、この空間が、なおさら自分に、そうさせてるのかなと。中2ていう時期もあるし。思春期ていうのは、中2から始まるものなのだろうか。家で1人になったら、えっちな雑誌の、えっちなお姉さんの写真ばかりを見まくっている。

中学に行っても、女子といっしょにいるほうが自分としては良いし、そっちのほうが自然だ。女子と友達になって、いつも女子の友達としゃべってるほうが良い。体育の着替えも、ほんとは女子のほうに行って、やりたい。女子の友達といっしょに。

休み時間も、女子の友達といっしょにいて、帰りも、女子の友達といっしょに帰る。

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