殺し屋が高校生に転生
狛犬
第1話 死と来世
依頼をこなしては、人が死に依頼を終えれば残るのは、血の毒々しい匂い
数えきれないほど人を殺してきていつの間にか味覚と痛覚が失われていった。
何のために生き何のため死ぬのか、俺にはわからない。
路地裏を歩いていた俺は、後ろから何か刺さる音がし、 バタ
そのまま意識が消え・・・
目を覚ますと、見知らぬ場所ちいさな部屋にいるらしい。どこだ、ここは?
部屋の中には、家具が置いてあり、キッチンには包丁、まな板、フライパン
洗面所に行き鏡を見た俺は、フリーズ状態に、
なんだこの顔、平凡すぎる。
外に出ると、俺の知らない世界があった、外を歩くと、知らない人に知らない建物
しばらく歩いて、
今どこに歩いているか?俺が目覚めていた部屋は、どこにあるのか?忘れていった。
徐々に暗くなる空に、空腹になるおなか、
人が多い、頭がクラクラヤバイまた、倒れる。
そこで、また意識を失って、いった。
そして人通りが少なくなり、二人の女子高生が通った。
「今日のテストどうだった?」「うん、簡単だったよ」ほんとは難しかったけど。
あー、嘘ついてるなー「えっマジ!!結構難しかっただけど。」
女子高生が雑談していると、バキ‥!!ん、なんか、固いものを踏んでいるような
驚くように叫ぶ夢道ひかり「ゆめちゃん下!下!男の人の頭踏んでるよ」
下を見ると、男がうつぶせになって寝ていた。「あ、」
一息落ち着いて、「どうする?」
「ゆめちゃん、後は頼んだ。」といって去ってしまった。
は~仕方ない、
俺は、目を覚ました、気が付くとまたしらない場所に、
ネギとニンニクの匂いが充満する、
「あ、起きた、感謝しなよあんたをここまで運ぶの大変だったんだからね。」
いつの間にかキッチンには一人の女が料理している、
料理しながら、女は俺に、話しかける。
「君の名前は?」
「俺の名前は、夜桜大翔」
「どうしてあんなとこに、倒れていたの?」
「うろうろしてたら迷子になった」
「え!それだけ?」
こいつ、本当に謎すぎ。
その時、夜桜の方から話しかけてきた。
「俺、数えきれないぐらい罪を犯し、徐々にどうやって生きていけばいいかわからなくなったのだけどこれからどう生きればいい?」
いきなりだな~「どんな、罪を犯したか知らないが、罪を犯した分、人に優しくすればいいんじゃないか、かと言ってその罪が消えるとは限らない、でも少しでも罪悪感があるなら、一人でも多くの人に優しくするべきだと思う。」
少し驚きながら鼻で笑った。「ありがとう…」
「うん?なんか言った」
「何も?」
彼女は、両手にあんかけオムライスを運ぶ
「そんなことより、オムライスで来たぞ席着け。」
俺は、言われるがままに席に着く
オムライス、味覚と痛覚を失った俺に味がするわけ、「うっんま」
俺は一口食て、泣きながらオムライスをすくっては、食べたを繰り返した。
ご飯の中身は完全に中華なのに、卵とあんかけのあんがめっちゃあう。
35年ぶりの味だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます