2 奇妙な二人組
そもそも、今回とりあえず待ち合わせということで聞いていたので、
せめてどんな人たちか教えてくれてもいいのに、と思いながら、スマホの画面から顔をあげて目の前の改札を見る。
丁度電車がやってきた直後なので、それなりの人が改札から出てきた。
そろそろ時間だが、さて、この中に
じっと改札を観察していると、不意にばちっと外国人らしい眼鏡の青年と目があった。
その眼鏡の奥の冷や汗が出るほど
しかし、ちら、と盗み見ると、彼は何やら隣の女性に
そして、そのまま黒髪をショートウルフにしたその女性がこちらに向かってくる。
「
あー、
そして、その
「あ、ええと、その、小夜って書いて、読みは、せれな、なんです……」
「え、ああー、はい、なるほど?
すぐに答えに行き当たった上で浮かべられた同情的な苦笑に思わず、
女性の後ろに立っていた、先程目があった外国人がぼそりと
ものすごく痛そうだし、実際青年はけふけふと
「失礼。わたしは
「あ、はい、遅れるって……」
「ひとまず近場のファミレスにでもいきましょうか。ロビン、
「けほ……わかった」
そう言ってスマホを取り出す様子からして、このロビンという青年は、どうやら素の目つきが悪いだけのようだ。
「とりあえず一報、送ったよ。後で位置情報も送らないと……」
またばちりと目が合って、
「ロビンの目つきの悪さは
「否定できないから困る」
その様子を見ていた
どうやら、意外と、軽い人たちなのかもしれない、と
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