ποτνια θηρων 2
「僕が確証を持ってるのは、既に変質していると判断してるからだ」
「
「ロビン、二つ目、の結界越えた時、キミ、犬が見えるって言ったね」
「言った。三つ目を越えた時には犬だらけとも言ったけど……それが変質なの?」
ロビンは
こればっかりは年季によるツウといえばカア。
「さっきは言わなかったけど、
「……名前に引っ張られた?」
ロビンが眉をひそめてぽつりと言う。
それに対して僕が返せるのは一つだけ。
「たぶん。
「……確かに、それなら、何故、
目を丸くした
こうして見てると、僕のせいでめちゃくちゃ首の運動させてる気がしてきた。申し訳ない。
「ぱっと考えられるのは二つだね。一つは取り
「先程のお話からするなら、
「うん。犬は心的距離が人に近く、人に
言語とは使われる時点で多面体である。
あらゆる側面があり、常にただ一つの意味として処理することはほぼ不可能で、それを
宇宙空間という
そうして処理すると、犬は忠節の象徴である一方、その従属性を
「ロビン、ここまでの説明でキミは
「由来は犬に関わるものが多いのに本来は犬の姿じゃない。
言いながら、ロビンは眼鏡を
完全に自分の役割をわかっている行動である。助かる。
「というわけで、それだけの前提をインプットした今、キミにはどう見える? ロビン」
ん、と軽い返事をしながら、眼鏡を
「……
ぽつりと
「
あえて英語で問いかけると、ロビンは見慣れない人からしたら鋭すぎる目つきで、見慣れた僕からすれば、困っているとわかる顔で口を開いた。
「
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