設定 絆の軌跡

仲仁へび(旧:離久)

あらすじ



――あらすじ


 旅人のミレイは、とある町に立ち寄った。

 そこは、風の町ウェンディフーシャ。

 たくさんの風車が立つ町だ。

 ミレイがその町に立ち寄ったのは、仇の情報を得たからだ。

 両親を殺した、仇……「禁断の扉」の情報を。


 風の町でしばらく滞在していたミレイは仇の情報を手に入れた。

 それは、「禁断の扉」という闇の組織だ。

 その拠点に赴いたミレイは、組織の構成員達と戦闘する。

 敵を全て倒したミレイは、他の拠点の情報を手に入れる事が出来た。


 得た情報を元に、賭博の町……コインポータルへ向かうミレイ。

 キタリカでもミレイは、組織の拠点を探して、潰していった。

 そんな中、同じように「禁断の扉」を追っている者達、「心理の研究者」という組織と出会う。

 彼等は協力を持ちかけるが、ミレイは断った。

 一人で復讐をなす事にこだわっていたためだ。


 しかし、ある日ミレイは怪我をしてしまう。

 敵に後れをとったミレイは死にかけるが、その場にやってきた人間に助けてもらった。

 その人物は「心理の研究者」のメンバーだった。

 ノトと名乗った少女は、ミレイに手を差し伸べる。


 恩を返すために、とミレイは一時的に「心理の探究者」のメンバーになった。

 今まで一人で行動していたミレイは、彼等と共に行動していくのだが。

 集団で行動する事は色々と勝手が違い、戸惑ったり、困ったりする事があった。

 ノト達はミレイに親切にしたが、ミレイは慣れる事がなかった。


 ある日、「禁断の扉」の拠点へ一人で向かう事があった。

 集団での行動になじめなかったミレイは、一人で行動した方がいいと判断したからだ。

 組織の人間を倒したミレイは、そこで非情な事実を知る。

「禁断の扉」は、「心理の研究者」を食いつぶすつもりだという事だ。

「禁断の扉」は、自分達のスパイを敵対組織に送り込んで、徐々にその組織を内部から壊滅していくつもりだった。

「真理の探究者」にいるメンバーに、正規のメンバーはもはや数名しかいない。

 ほとんどがスパイか、とりこまれた人間達だった。


 ミレイはその企みを伝えるために、「心理の研究者」の元へ戻る。

 だが、その言葉は聞き入れてもらえなかった。

 ミレイは、恩を受けた彼等の手によって、命を絶たれるのだった。

 ミレイは最後の最期で間違えた。

 仲間を持ってはいけない。

 誰かを頼ってはいけない。

 本当になしたい事は、最初から最後まで一人でなさなければならかなったのだ。



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