僕はモテないけど、俺はモテるらしい

なんと

第1話 プロローグ

 地元の有数の進学高の高校の2年生に編入、未成年なので、親の同意がなかったので、そのまま転校せずに残ることはできなかった。


はぁ、人見知りだから、自己紹介とか緊張する。


蓮見晃一です。親の仕事の都合で、イギリスの高校に行ってました。今年から日本に帰ってきました。中学から4年間むこうで暮らしてました。

友達がいないので、友達になって欲しいです。よろしくお願いします。あと、彼女もほしいです。


よしっ、噛まずに言えた。


 身長が高いから、運動部に誘われてるけど、運動部には入れない。いま自分の曲を、ヨーチューブに、あげるのを頑張ってる。顔出しはしてない。イギリスのかなり大きな音楽事務所とも契約をしてる。一瞬だけめっちゃすごく売れたんだけど、いまはもう契約解除をいつされるか、わからないくらいの、ヤバい感じ。楽曲提供で、自分が歌わない路線にしたら、まだ契約継続はするって、いうけど、どっちみち、日本にきちゃったし、どうなるのか、とても不明瞭だ。まぁ、ぜったい、いい曲を作って、また見返してやるんだ。



って、自分の裏事情は、家族ぐらいしか知らない。印税収入が、月に100万円は入ってくるんで、お金には、かなり余裕がある。でも、親に小遣いで、渡されるのたった15万円、、


でも、どうやら、それでも、めっちゃ多いみたい。


1番後ろの窓側の空いてる席が自分の席のようだ。隣の席の女の子が、美少女とか、そういうの、期待してないけど、、まぁ、美少女ですね。


「こ、こんにちわ、よ、よろしく。」


「噛みすぎ、くそ、ウケるぅ。」


あ、隣の美少女は、陽キャのギャルだったのか。うわ、ちょっと苦手な属性の女の子かも。


「蓮見晃一です。名前はなんていうの?」


「水谷睦月。睦月でいいよ。」


は、、いきなり、下の名前、呼びとか、バカじゃね。むり、むり。


「よろしく、水谷さん。」


「は?睦月って、呼んでって言ったよね?水谷さんって、2度と呼ばないで。わかった??」


めっちゃキレてる、怖いんですけどぉ。


「はい、睦月さん、よろしくです。」


「うーん、さんもいらないんだけど、まぁ、いいわ。以後気をつけるように。」


陽キャのギャルと、友達?になれそう。


「あ、晃一、連絡先交換するよ。ほら、QRだして。」



「は、はい。睦月さん、すぐだします。これです。」


なぜか、言われるがままに、なすがままに、連絡先を交換してしまった。いきなり、美少女のギャルの連絡先をゲットしちゃったよ。


「あ、わたし、いちおう彼氏いるから、晃一からの連絡は禁止ね。わかった??」


「は、はい。」


あ、やっぱ彼氏持ちかぁ、、一瞬喜んだけど、、現実は世知辛いね。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る