糸渡りの目線
人生は糸みたいなもんだよ
初端があり、終端は既に決まっている
人が歩くには余りに細く
嵐に揺らぎ、悪意に歪められる
酷く不均質で常に注意が必要なのに
理由も知れずにぷつんと切れたりする
進んできた過程に価値は無く
渡り切れば全てを手放すことになる
ただそれだけということを
何故わたし達は強いられるのか
なんの意味があると
しかしだ
わたし達はもう糸の上にいる
もし中途半端な終わりが嫌ならば
見るのは下ではない
前だろう?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます