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6 NDA
伊勢から羽田まで専用機で飛び、晶子は特権階級の専用ゲートから入国した。
七年前、最初に入国した際に、認証のための生体データを採取された。どのような国家の要人であれ、高貴な身分の者であれ、国際的に例外は無い。
そのデータが認証以外の目的に利用されないよう、国家間の秘密保持契約が結ばれた。
保険として、国家予算の0.001%が日本国から伊勢朝へ支払われたという。
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