31st of July
ぞくっと背筋が凍りついた。誰かが私の尻を撫で回している。痴漢だ。スカートの下にまで潜り込もうとしている。腹が煮え繰り返った。コスプレ姿で満員電車に乗るのが愚かだった。しかし許せない。肩越しの痴漢野郎を睨みつけ怒鳴った。「てめぇ、なに痴漢してやがる。言っとくけど男だからな」
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