踏切
カンカンカンカンカンカン
踏切の音に気づき、スマホから顔を上げ、片耳のイヤホンを外す。
目の前には遮断器。私は足を止める。
すると遮断器の向こう側から40歳ぐらいのおじさんが私の腕をひこうとしてきた。
「こっちへこい!」
私は咄嗟のことで怖かったので後ろに何歩か退いた。
…彼女が肌身離さず持ち歩いていたスマホは、もう持ち主の手に戻ることはなかった。
(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)
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解説
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この子は歩きスマホ+イヤホンで、自分が踏切に入った後に音が鳴っていることに気づかなかったよ。
出口の遮断器の目の前に行ったところで顔を上げて音にも気づいたけど、助けようとしてくれたおじさんを勘違いして後ろに逃げてしまったんだね。
その後は電車が来て…過度な歩きスマホはやめようね。
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(最後まで読んでくれてありがとう(^^)!)
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